長女12歳がピアスをしたいとここ何年か言い続けている。「十八歳になってからね」と伝えてはいたものの、長女からの押しも徐々に強く。
何しろ、六年生時のクラスを見回しても、二十人ほどの女子の中で、ピアスしていないのは長女を入れて三人!だった。一人は、「十八になってからね」と家のように親に言われていて、もう一人は本人全く興味ないという理由。中学生にもなると、「していない子」を見つけるのは至難、といった状況。
こちらでは、これほど「当たり前」のピアス。よちよち歩きの幼児や、生まれて間もない赤ちゃん時代からしている子もいる。
長女と、ピアスとは何かと、調べてみた。
ピアスなどの「身体変工 (body modification)」というのは、古今東西見られた文化。腰を極端に細くするコルセットや割礼や刺青、足を小さくする纏足や、頭を細くしたり、頭蓋に穴を開けるなんていうものもある(学生時代、恐る恐る何度か読んだ『身体文化人類学 身体変工と食人』BY 吉岡郁夫より)。現代のプラスティックサージェリーなどもその一つだろう。その中でもピアスは、最も広い地域で、最も長い間見られた慣習ともいえる。五千年前のもの!が発掘されている。
ピアスをする理由には、宗教的なものから、コミュニティーでの地位を主張するためなどがあったのだけれど、現代では、もっぱら「美」を意識したファッションのためだろう。また数を多くしたり耳以外の箇所にすることで、カウンターカルチャー的な意味合いを持つ場合もある。
長女が思い描いているのは、耳たぶに一つずつというオーソドックスなもの。身体変工について調べているうちに、耳に小さな穴を開けるということが、なんて小さく可愛らしいものなのだろうと思えてきた。(笑)
夫と私が、「十八まで」と踏みとどまっている理由は、身体に人工的な手を加えるより、できるだけ自然なままの方がいいじゃな~い、という思いもあるのだけれど、健康面の問題によるところも大きい。
私自身十九歳の時に開けたものの、炎症を起こし塞がった経験がある。辺境地域を旅していて手入れがうまくできなかったということが大きかったのだけれど、しばらく膿んでじくじくと大変だった。鼻にもピアスを開けようと思っていたけれど、元々鼻が弱く鼻炎気味なので、余分なことをしないほうがいいだろうと断念(頻繁に鼻かんで傷つけてしまうかなあと)した経歴もあり。
それでも最近、耳の手入れをきちんとし、素材を吟味するのなら、ピアスしてもいいかなと変わりつつある。
子供が成長するにつれ、親の思いをより絞りこみ、後はできるだけ本人自身が様々試せる範囲を持たせた方が、その子がいずれその子自身で歩いていく上でより助けとなる、そう感じつつあるため。
図にするとこういったイメージ:
その子が日常的なことをその子なりにきちんとし、健康面でも管理できるのならば、自由にさせてやろうと。
長女、嬉々として、どこで開けるか(小児科医にそのようなサービスはないらしい)、素材を何にするか、リサーチ中です!
何しろ、六年生時のクラスを見回しても、二十人ほどの女子の中で、ピアスしていないのは長女を入れて三人!だった。一人は、「十八になってからね」と家のように親に言われていて、もう一人は本人全く興味ないという理由。中学生にもなると、「していない子」を見つけるのは至難、といった状況。
こちらでは、これほど「当たり前」のピアス。よちよち歩きの幼児や、生まれて間もない赤ちゃん時代からしている子もいる。
長女と、ピアスとは何かと、調べてみた。
ピアスなどの「身体変工 (body modification)」というのは、古今東西見られた文化。腰を極端に細くするコルセットや割礼や刺青、足を小さくする纏足や、頭を細くしたり、頭蓋に穴を開けるなんていうものもある(学生時代、恐る恐る何度か読んだ『身体文化人類学 身体変工と食人』BY 吉岡郁夫より)。現代のプラスティックサージェリーなどもその一つだろう。その中でもピアスは、最も広い地域で、最も長い間見られた慣習ともいえる。五千年前のもの!が発掘されている。
ピアスをする理由には、宗教的なものから、コミュニティーでの地位を主張するためなどがあったのだけれど、現代では、もっぱら「美」を意識したファッションのためだろう。また数を多くしたり耳以外の箇所にすることで、カウンターカルチャー的な意味合いを持つ場合もある。
長女が思い描いているのは、耳たぶに一つずつというオーソドックスなもの。身体変工について調べているうちに、耳に小さな穴を開けるということが、なんて小さく可愛らしいものなのだろうと思えてきた。(笑)
夫と私が、「十八まで」と踏みとどまっている理由は、身体に人工的な手を加えるより、できるだけ自然なままの方がいいじゃな~い、という思いもあるのだけれど、健康面の問題によるところも大きい。
私自身十九歳の時に開けたものの、炎症を起こし塞がった経験がある。辺境地域を旅していて手入れがうまくできなかったということが大きかったのだけれど、しばらく膿んでじくじくと大変だった。鼻にもピアスを開けようと思っていたけれど、元々鼻が弱く鼻炎気味なので、余分なことをしないほうがいいだろうと断念(頻繁に鼻かんで傷つけてしまうかなあと)した経歴もあり。
それでも最近、耳の手入れをきちんとし、素材を吟味するのなら、ピアスしてもいいかなと変わりつつある。
子供が成長するにつれ、親の思いをより絞りこみ、後はできるだけ本人自身が様々試せる範囲を持たせた方が、その子がいずれその子自身で歩いていく上でより助けとなる、そう感じつつあるため。
図にするとこういったイメージ:
その子が日常的なことをその子なりにきちんとし、健康面でも管理できるのならば、自由にさせてやろうと。
長女、嬉々として、どこで開けるか(小児科医にそのようなサービスはないらしい)、素材を何にするか、リサーチ中です!
今でもピアスは付けてますよ。
安価で可愛いしね
化膿してもまあ自己責任だしね!
親の意見は子供には右から左なんでしょうね。
私もピアス空けるのに親に聞いた記憶がないよ(笑)
しかもホッチキスみたいなピアス空け器を買って来て、カラオケのトイレで友人とあけました!
マチカさんは一つ一つに慎重に考えて行動してるよね。
私は娘が居ないからわからないけど、学則で違反じゃないならOKしちゃうな
ママのピアス使う?位けろっとしてそう(笑)
うん、普通に材質に注意してケアしてたら、化膿することもないよね。長女は身辺のことを結構きちっとするタイプなので(私よりもかも、笑)、大丈夫かなと思ってます。
カ、カラオケのトイレで、ホ、ホッチキス(みたいなのよね)で友達と~! 友人とあけて、白い糸が出てきて、引っ張ったら「あれ、何で電気消したの?」っていう「都市伝説」あったよね(あれは私達地元民の間だけかな、それとも全国版かな)。そ、それをね、思い出したあ~~。
でも、ほんと、確かに大したことないのかもしれないね。自分も真剣に鼻に空けようとしてたし。(笑)
こうしてね、私がぶつぶつぼそぼそ言っていると、まさしく周りの友人達が、「空けてやればいいじゃ~ん」と笑い飛ばしてくれるわけです。こういう周りの友人達に助けられ、今の私があります。(笑) ありがと、よっちゃん。
長女大喜び。近所のファミリードクターで開ける予定です。クリスマスプレゼントかな。
残りの週、楽しんでね。こちら夫が出張中で、五人の学校から習い事から行事からの送り迎え、一日に一体どこに何時に何回行けばいいんだあ、と混乱してます。手の甲に書いたりしてね、油性で。(笑)
ありがとう!
パッチーンとはさむと、ピアス装置!
耳たぶいっぱいこすってからやると痛くないとか、ワケわからん迷信信じて、痛かったですよ!はい
あっさり終わった(笑)
耳から白い糸は聞いたことあるけど、20年付けてても出たことないよ♪
送り迎え、
こちらは勝手に行ったり帰ってきたり、夏休みや風邪でも兄弟でお留守番して、昼休みに家に寄ったり電話して様子を確認して終わり。
ずいぶん楽です。
海外生活の友人も送り迎えには苦慮してました。
つい先日も幼なじみが里帰り出産でアメリカから帰国して双子の赤ちゃんと年子のお姉ちゃんを抱えてまたアメリカに戻って行きましたが、お里のお母様がずいぶん心配していたので、マチカさんの話を披露しました。
こんなパワフルな友人がいるんだよ!って(笑)
私は仕事中が一番ゆっくりしてて帰っても手抜き主婦なんで誉められた母親ではないのですが、クリスマス会やら同窓会の連絡係もしていて、なんだか慌ただしく日々が過ぎています。
そうやってどこでも誰でも開けられる装置ってあの頃からあったんだね!よっちゃん、そしてお友達あっぱれ。無事でよかった。
よっちゃん、痛かったの覚えてるんだね。私、全然覚えてないんだよね、痛かったのかどうかも。まあ、出産の痛さも忘れて、今こういうことになってるわけだしねえ。(笑)
そうなの、こちらの送り迎えね。息子君たち自分で行き来して、しっかりお留守番しているんだね。日本では子供だけで出かけるのがまだ自然にできるものね。小さな頃から留守番もできるし。「初めてのお留守番」や「初めてのお遣い」なんて三歳くらいの子が主役の絵本もあって、こちらじゃ考えられない世界!
我が家でもやっと最近皆置いていけるようになって。もうこの軽さ、たまりません。でも自分で車を運転できるようになる16歳くらいまでは、もうどこに行くにも「送り迎え」だからね。
よっちゃんの幼馴染さん、双子の赤ちゃんに年子のお姉ちゃん、その大変さはもうすごいものだと思う。ママ一人じゃきついね。周りの人に頼めるといいのだけれど。それでも年が近いと皆一緒に大きくなるからね、一気に楽になる日がくるよね。
私も当時とにかくただもうがむしゃらで。今振り返って、どうやって生き延びたのだろうと不思議になることあります。(笑)
よっちゃん、連絡係お疲れ様。いつこういう役回りを引き受けてくれて、よっちゃんのおかげで元気になる人、よっちゃんに感謝している人、本当にたくさんいると思う。私もその一人。ホントいつもありがとう!今年も同窓会の報告、楽しみにしてます。
よい週末をね!