静かな温もり

晴れていると日差しが肌に痛いほどの暑さ、それでも一旦曇ると、肌寒いアラスカの夏。

昨日は曇、時々小雨、外ではフリースを着てもいいかな、という天候。気温は摂氏15度ほど、風があるので体感温度はもう少し下がるだろう。

そんな中、アラスカンな子供達は、こんな状態。
友人モモちゃんがお世話。

お湯入りプール、水風船に、水鉄砲と、キャーキャーギャーギャー走り回る。

台湾から訪ねてきている台湾人モモちゃんの母親とモモちゃん、
日本から訪ねてきている日本人Lesleeさんの母親とLesleeさん、
男の子4人連れて遊びに来てくれた。

お茶を飲んでいただきながらも、やれプールにお湯だ、床に散った水の掃除だ、子供のトイレだ、オムツ換えだ、蛇口にうまくホースがはまらないだ、と走り回っていた。

ふと気がつくと、
モモちゃん母親、次男をあやし、食卓片付け、食器洗い、散らかった玩具の片付け。。。。。。
モモちゃん走り回る子供達の世話。。。。。
Leslee家母子、前庭の芝生の草取り。。。。。


遥か遠くからアラスカ訪ねてやって来られたお母様方にあまりに申し訳なく、「座ってお茶でも飲んでいて下さい」といくら言っても、ニコニコしながら働き続けて下さる。どんどんきれいになっていく家の中、芝生。「シェイシェイ、ありがとうございます。」と繰り返す。

腹をすかせて外から帰ってきた子供達にごはん。食事も皆さんが用意してくださった。


Lesleeさんの母親は「草いじり大好きなのよ」と中へ入ってくることすらせず。

結局3時間ほどずっと庭仕事して下さった。
そしてお別れの一言、
「また庭仕事させてね、また来ていいかしら？」と笑いながら。
私はもうノックダウン。


静かに、微笑えみながら、黙々と、手を動かし続ける。
とても静かな微笑み。言葉ほとんどなし。

ありがたさが身に染み入った一日だった。
温もりの中に多くを学びました。

この静かな温もりに生まれ育てられ戻っていく、そんなことを思った。

感謝。