私はね、新しいことにも挑戦して、常によりよくなるよう道を切り開いていくというタイプなのだけれど、夫はすぐに手に入る目の前のもので満足してしまうタイプでね。それは生活の質も、子供の教育の質も、全般に渡って。私ばっかり頑張って走り続けてきてきつい。でもね、最近夫の姿勢の良さも分かるようになってきた。夫はストレス・フリーだなって。求めない分、葛藤もないし、ゆったりとしてられるの。
そう友人。
夫は全く反対のタイプでね。常に「より良く」を考えている。子供の数が多くてするべきことが立て込んでいるということもあるけれど、家ではソファに座ってテレビを前にほっと一息といった光景が見られたこともない。今もフラッシュカードを常にいくつも携帯して、次へのステップだと四六時中勉強している。何をしても、常にここがもっと良くなるはずという視点から眺めていて、それは時にきつくてぶつかることもあるのよ。あなたは私が苦労してここまで形作ったものを、ここが足りないという見方でばかりとらえてるとね。でも、確かに夫のこのとてつもない頑張りがあるからこそ、私達は今こうして暮らしていられて。私自身は入れ込むことと気に留めないことが極端なのだけれど、彼はいつも私の視野を広げてくれる。
と私。
足して二で割ると調度いいのかもしれないけれどね、そう笑い合い。
「育ち方」というのは大きいのだろうね。そんな話になる。
友人の夫さんは、専業主婦で常に傍にいる母親の下、上げ膳据え膳至れり尽くせりの環境で育った。
一方夫は、六歳の時に母親が去り、働きづめで家にいない父親、極貧。毎晩米とスクランブルエッグを自分で作って二歳下の妹と食べていたそう。
今子ども達を前に思う。夫達に培われた、「良き部分」を、伝えていけたら。
両手で抱えるのでもなく 両手で突き放すのでもなく
「利き手で抱き、もう片方の手で押す」
(利き手には少し強く力が入るもの、常に「抱く」方に少し重きをおくということ)
そのバランスを 大切にしていきたい
そう友人。
夫は全く反対のタイプでね。常に「より良く」を考えている。子供の数が多くてするべきことが立て込んでいるということもあるけれど、家ではソファに座ってテレビを前にほっと一息といった光景が見られたこともない。今もフラッシュカードを常にいくつも携帯して、次へのステップだと四六時中勉強している。何をしても、常にここがもっと良くなるはずという視点から眺めていて、それは時にきつくてぶつかることもあるのよ。あなたは私が苦労してここまで形作ったものを、ここが足りないという見方でばかりとらえてるとね。でも、確かに夫のこのとてつもない頑張りがあるからこそ、私達は今こうして暮らしていられて。私自身は入れ込むことと気に留めないことが極端なのだけれど、彼はいつも私の視野を広げてくれる。
と私。
足して二で割ると調度いいのかもしれないけれどね、そう笑い合い。
「育ち方」というのは大きいのだろうね。そんな話になる。
友人の夫さんは、専業主婦で常に傍にいる母親の下、上げ膳据え膳至れり尽くせりの環境で育った。
一方夫は、六歳の時に母親が去り、働きづめで家にいない父親、極貧。毎晩米とスクランブルエッグを自分で作って二歳下の妹と食べていたそう。
今子ども達を前に思う。夫達に培われた、「良き部分」を、伝えていけたら。
両手で抱えるのでもなく 両手で突き放すのでもなく
「利き手で抱き、もう片方の手で押す」
(利き手には少し強く力が入るもの、常に「抱く」方に少し重きをおくということ)
そのバランスを 大切にしていきたい
はっとさせられる言葉ですね。過去よりも、今どうであるか、その積み重ねが未来にも繋がるのだと自分に声をかけるようにしています。
日本に行かれてたんですね。70代80代の人生の大先輩が、「今!」とおっしゃる様子、心に響きます。教えてくださってありがとうございます!
そうなりたいですね。頑張ろう!!
昨日18日に里帰りから帰ってきました。日本では『今でしょ!』という言葉が流行っていました。姉が『今しかない!』としきりに云っていました。私も『今でしょ!』を口癖にしたいとつくづく思って帰ってきましたよ。
私自身、母親が父親のいいところ、父親が母親のいいところを話す場面が強烈に印象に残っています。その一語一語が心に刻まれていて。子供にとって親というのは本当に世界の大部分を占めるほど大きな存在で。大きくなるにつれ、世界にたくさんいる様々な人々の中の一人として親を捉えられるようになるのですが、それでも小さな頃に聞いた、父と母の「良き部分」というのは、強く心に残るものなのだなと、自身を振り返り感じています。
息子君たち幸せですね。
本当ですね、両親が互いの良い部分を口に出してシェアすることで、親子関係も、夫婦関係も、家族としても、ポジティブにまとまっていく、私もそう思います。
シェアしてくださってありがとうございます!今週も良き日々をお過ごしくださいね。
子供たちと生活を共にし、「パパのあ~いう部分」「パパのこういう部分」と子供たちに話しても理屈なしで理解してくれ、私が一言、「パパのこういう部分が(具体的に)、いいと思うんだよね、だから好きなんだ~」なんて言うと、からかう様なしぐさをして見せる息子たちですが、何かしらのグッドサインを受け止めてくれているようです。
両親が良い部分を認め合い、それを子供にもシェアするということは、家族としてもポジティブ志向になっていくのではないかと思います。勿論、夫婦仲も安定しますよね。