靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

感情面のストック、ティーンとのダンス

2012-03-24 00:15:32 | 子育てノート
ティーンネイジャー13歳に近づきつつある長男、言い分もしっかりしてきて真正面からだとぶつかり平行線となることも。子ども扱いも難しく、かといって大人のロジックがそのまま当てはまるわけでもなく、子どもと大人の間。

互いの間に感情面のストックがどれほどあるか、その蓄積の大切さを感じている。

感情面のストックが増えると感じること:

・まずは話をエンパシックに聞くことでかなり増える。とにかく聞いてみる彼の言い分を。

・そして小さな思いやりを生活に散りばめていくこと。プロジェクトに向う机にフルーツ・サラダをそっと置いてみたり、予定が詰まってきた時には普段自分がするべきことでも一緒に手伝ってあげたり。

・スキンシップ、温もりシップ。何気なく隣に座り自身の雑事をしてみたり、別れる前や寝る前に「I love you」と伝えハグする習慣(こちらの習慣ですが)も大切に。


先日もぶつかり、深呼吸。少し時間をかけストックに目を配り動いてみる。するとしばらくしてふっとこちらの言うことにオープンになる瞬間が訪れる。互いの間に感情面のストックがあればあるほど、こちらの言い分に耳を傾けるようになる。

押して引いて。「ダンスをしているよう」と思春期の子どもを育てた友人が言っていたけれど、こういうことなのかな、と思ったり。

時にはスローテンポで、時には目の回るようなハイテンポで、ダンス、楽しみたい。


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2 コメント

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Unknown (mirumiru)
2012-03-24 22:23:01
ティーンにはまだ数年ある我が家の長男。最近ぶつかってきます。母の私だけにぶつかってきます。シグナルを拾い彼と時空を共有すると、、、、なーんだ、まだまだ子供ママを独り占めしたかったんだ。
この心の叫びがティーンになるとより複雑に変化していくのでしょうね。一人の人格と向き合い真剣に耳を傾けることが大事なのでしょうね。
私もティーンとのダンスを踊る日が数年後、楽しみます。
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mirumiruさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-03-27 00:46:56
息子君「ママを独り占め」、この欲求が満たされることですっと落ち着いていくことありますね。mirumiruさんの隣でトロンとゆったりしている息子君の笑顔を思い浮かべてます。

子どもの数が多い家の場合、やはり圧倒的に個々へのアテンションが少なくなってしまい、心に留め気をつけていきたいです。一対一の時間、大切に楽しみつつ。

本当に、ティーンになると表れ方も消化の仕方も複雑になりますね。「一人の人格と向き合い真剣に耳を傾けること」、まさしくそう感じています。一人の人として尊重した姿勢、その大切さを日々感じています。

難しい場面を互いの学びの時だととらえ、ダンスを楽しんでいきますね。ありがとうございます。
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