直方体の石を 一つ一つ積み重ね ぐるりと周りを囲んでいく
積み重ねることに一生懸命で 囲いの外については 考えることもない
ふと気がつくと 小さな穴が 少しずれた石と石の間に 小さな穴が
その穴からは 忘れていた匂い
囲いが消える
忘れていた匂いが 石の囲いの内を満たし始める頃
囲いが消える
そこは忘れていたけれど 知っていた場
全て無い そして全て在る
また囲いを一つ一つ積み重ねる 直方体の石で
今度は 囲いの外が 存在するのだという 確信とともに
積み重ねることに一生懸命で 囲いの外については 考えることもない
ふと気がつくと 小さな穴が 少しずれた石と石の間に 小さな穴が
その穴からは 忘れていた匂い
囲いが消える
忘れていた匂いが 石の囲いの内を満たし始める頃
囲いが消える
そこは忘れていたけれど 知っていた場
全て無い そして全て在る
また囲いを一つ一つ積み重ねる 直方体の石で
今度は 囲いの外が 存在するのだという 確信とともに
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