「褒めて育てる」これは本当にそうなのだけれど、「褒め方」というのがとても大切だとつくづく思う。
こちらでも一時とにかく褒めて褒めて「self-esteem」を高めようという風潮があったけれど、最近はもう少し踏み込んで「褒め方に注意しよう」ということになってきているように感じている。
・漠然的評価から具体的描写へ
「上手!あなたはミュージシャンね」でなく
「あの難しかった三節目のテンポもしっかり弾けたのね。」
「いつも本当にお利口さんね」でなく
「今日も皿洗いしてくれて助かったわ。前回は石鹸が少し残っていたけれど今回はすっかりきれいに洗い流せたのね」
「なんて運動神経いいの!」でなく
「あれだけ相手チームに囲まれながらさっとすり抜けてあの方角にボールをパスできたわね」
「まあ褒めとけばいい」というような雰囲気は伝わるもの。「全部うまく弾けるわけじゃない」し「いつもお利口さんなわけじゃない」と本人達も知っている。より具体的に描写されることで、「ああこの人ちゃんと見てくれてるんだな」と大人の誠意をより感じられる。
また「上手」「お利口さん」「運動神経いい」というような「評価」を強調することで、子どもは評価に拘り始め、失敗のリスクを犯したくないとチャレンジを避けるようになるといわれたりもする。
「その青く塗った電車がいいわね」より
「その青く塗った電車がママは好きだわ。ガタガタと音が聞こえてきそうよ。真っ青な空を飛んでいるみたいにも見える」
などと、いい・悪いなどの評価でなく、好きというような自身の好みを伝えたり自身の感覚を描写してみたり。
・そして結果の評価でなく努力を褒める。
「上手にできたね」よりも
「最後まで諦めないでよく頑張ったね」
できたことでなく、粘り強くやり通す頑張りを褒めることで、子どもは評価に振り回され立ち止まることなく努力を続けるようになる。
日本の言葉「褒め殺し」とはよく言ったものだなあ、と改めて思う。それでも褒められたらやっぱり嬉しいもの、「褒めて伸ばす」も本当だと思う。どんどん褒めていきたい、褒め方に気をつけ工夫しつつ、そう思っている。
こちらでも一時とにかく褒めて褒めて「self-esteem」を高めようという風潮があったけれど、最近はもう少し踏み込んで「褒め方に注意しよう」ということになってきているように感じている。
・漠然的評価から具体的描写へ
「上手!あなたはミュージシャンね」でなく
「あの難しかった三節目のテンポもしっかり弾けたのね。」
「いつも本当にお利口さんね」でなく
「今日も皿洗いしてくれて助かったわ。前回は石鹸が少し残っていたけれど今回はすっかりきれいに洗い流せたのね」
「なんて運動神経いいの!」でなく
「あれだけ相手チームに囲まれながらさっとすり抜けてあの方角にボールをパスできたわね」
「まあ褒めとけばいい」というような雰囲気は伝わるもの。「全部うまく弾けるわけじゃない」し「いつもお利口さんなわけじゃない」と本人達も知っている。より具体的に描写されることで、「ああこの人ちゃんと見てくれてるんだな」と大人の誠意をより感じられる。
また「上手」「お利口さん」「運動神経いい」というような「評価」を強調することで、子どもは評価に拘り始め、失敗のリスクを犯したくないとチャレンジを避けるようになるといわれたりもする。
「その青く塗った電車がいいわね」より
「その青く塗った電車がママは好きだわ。ガタガタと音が聞こえてきそうよ。真っ青な空を飛んでいるみたいにも見える」
などと、いい・悪いなどの評価でなく、好きというような自身の好みを伝えたり自身の感覚を描写してみたり。
・そして結果の評価でなく努力を褒める。
「上手にできたね」よりも
「最後まで諦めないでよく頑張ったね」
できたことでなく、粘り強くやり通す頑張りを褒めることで、子どもは評価に振り回され立ち止まることなく努力を続けるようになる。
日本の言葉「褒め殺し」とはよく言ったものだなあ、と改めて思う。それでも褒められたらやっぱり嬉しいもの、「褒めて伸ばす」も本当だと思う。どんどん褒めていきたい、褒め方に気をつけ工夫しつつ、そう思っている。