今週一つ年を取り、新しい年代に突入。
四十!になって思うのは、このまま馬鹿であり続けようということ。
「もうこの年だから」「今さらね」「もう遅いよねえ」
そんないつからか聞き慣れた声は右から左へ。したいと感じることを、し続けようということ。嵐の日常に、こうして少しでもそんな時を滑り込ませられることに感謝しつつ。
誕生日を迎えもう一つ浮かぶのは、Tさんの笑顔。Tさんとは、長男と長女をホームスクールしていた時に出会った。夫も私も英語は第二外国語、ネイティブスピーカーの方に、英語のフォニックスを教えていただきたいと探していたところ、ホームスクールのプロバイダーが紹介して下さったのだった。
五人の子供さんを高校までホームスクールされたTさん。長男・長女・次女の読みの基礎・発音などを時々見ていただき、レッスンが終わる度、お茶を飲みながら話に花が咲いた。当時まだ子供三人、「三人でこんなひーひー言ってるのに五人なんて信じられない!」とTさんを前によく口にしていたのを思い出す。(笑)
二回り弱違い、お子さんも一番下が当時既に高校生と、子育ての大先輩だったTさん、彼女に子供への接し方の多くを学んだ。
しばらくしてTさんは、そのプロバイダーでマネージメントも含め本格的に仕事を始められ、レッスンをしていただく時は減ったものの、彼女の息子さんに日本語を教える機会があったり、長女さんの結婚式に家族で招いていただいたり、長女と次女が通っていたバレー教室で娘さんがジャズダンスを教えていたり、時々連絡をとり意見を聞いたり情報をいただいたり(先週もメールをやりとりしたところ)と関係が続いている。
また面白いことに偶然の出会いも多い。アンカレッジは狭いといえども、これほどあちらこちらの店やトレールや山やマラソン大会やらで偶然出会うのもTさんくらい。レゴリーグ世界大会からの帰り、「もしレゴリーグ来年も続けるならホームスクールするしかないかもね」と話していたら、シアトルからの同じ飛行機に乗っていたなんてこともあった(他州に暮らす長女さんを訪ねた帰りと)。
そんなTさん、知り合った当時からいつもはじける明るさ笑顔だったのだけれど、年を経るごとにそのポジティブぶりに磨きがかかっている。アップもダウンも確かにあり、どんな言葉をかけたらよいのだろうとこちらが悩んでしまうようなことが起こったことも何度となくあるけれど、Tさんの姿勢は変わることがなかった。それどころか、そんな一つ一つの出来事が、Tさんの笑顔をますますまぶしいものへと変えていった。
今年の夏にマラソン大会で出会ったときには、最近マラソン始めたんだけれど、タイムが縮まってきて嬉しいわ!と汗のつたう上気した顔で言っていた。六十代にして長女と次女の間のタイム、私なんてもう後ろの後ろ。二年ほど前からホームスクールのレゴリーグチームのコーチも担当するようになり、「ロボティックス」を学び始めてるのよとも嬉しそうに言っていた。
世界的に大成功を収めた人々、歴史に輝かしい業績を残した人々、ホームラン的な飛びぬけた才能を発揮した人々、若い頃は、指を銜えてそんな人々を憧れ見上げていたものだった。
それでもいつからか、身近なところに偉人はいるのだと感じ始めている。歴史を振り返るのなら、一人の天才が世の中をがらりと変えたようにも見えるかもしれない。それでも巷に点在する、こんなTさんのような笑顔の積み重ねこそが、この世を継続させるエネルギーを整えているような気がしてならない。
笑顔で突き進む人々。
その人の居場所に、日々その人であることを最大限生きている人々。
次から次へと起こる出来事の一つ一つに、喜び、泣き。それでもにじみ出る笑顔。どうしても溢れてしまう笑顔。それは中心との繋がりからくる笑顔。そしてそんな笑顔こそが、周りの人々の心を照らし、消えかけた炎さえも、蘇らせる。
Tさんに出会えたことに感謝。
これからの残りの人生、一日一日、この温もりと共に!
おめでと~!と今日は言われる側!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/90/4f6109693e143d5cb45369073c9012c6.jpg)
飛び出す四十!(笑)
四十!になって思うのは、このまま馬鹿であり続けようということ。
「もうこの年だから」「今さらね」「もう遅いよねえ」
そんないつからか聞き慣れた声は右から左へ。したいと感じることを、し続けようということ。嵐の日常に、こうして少しでもそんな時を滑り込ませられることに感謝しつつ。
誕生日を迎えもう一つ浮かぶのは、Tさんの笑顔。Tさんとは、長男と長女をホームスクールしていた時に出会った。夫も私も英語は第二外国語、ネイティブスピーカーの方に、英語のフォニックスを教えていただきたいと探していたところ、ホームスクールのプロバイダーが紹介して下さったのだった。
五人の子供さんを高校までホームスクールされたTさん。長男・長女・次女の読みの基礎・発音などを時々見ていただき、レッスンが終わる度、お茶を飲みながら話に花が咲いた。当時まだ子供三人、「三人でこんなひーひー言ってるのに五人なんて信じられない!」とTさんを前によく口にしていたのを思い出す。(笑)
二回り弱違い、お子さんも一番下が当時既に高校生と、子育ての大先輩だったTさん、彼女に子供への接し方の多くを学んだ。
しばらくしてTさんは、そのプロバイダーでマネージメントも含め本格的に仕事を始められ、レッスンをしていただく時は減ったものの、彼女の息子さんに日本語を教える機会があったり、長女さんの結婚式に家族で招いていただいたり、長女と次女が通っていたバレー教室で娘さんがジャズダンスを教えていたり、時々連絡をとり意見を聞いたり情報をいただいたり(先週もメールをやりとりしたところ)と関係が続いている。
また面白いことに偶然の出会いも多い。アンカレッジは狭いといえども、これほどあちらこちらの店やトレールや山やマラソン大会やらで偶然出会うのもTさんくらい。レゴリーグ世界大会からの帰り、「もしレゴリーグ来年も続けるならホームスクールするしかないかもね」と話していたら、シアトルからの同じ飛行機に乗っていたなんてこともあった(他州に暮らす長女さんを訪ねた帰りと)。
そんなTさん、知り合った当時からいつもはじける明るさ笑顔だったのだけれど、年を経るごとにそのポジティブぶりに磨きがかかっている。アップもダウンも確かにあり、どんな言葉をかけたらよいのだろうとこちらが悩んでしまうようなことが起こったことも何度となくあるけれど、Tさんの姿勢は変わることがなかった。それどころか、そんな一つ一つの出来事が、Tさんの笑顔をますますまぶしいものへと変えていった。
今年の夏にマラソン大会で出会ったときには、最近マラソン始めたんだけれど、タイムが縮まってきて嬉しいわ!と汗のつたう上気した顔で言っていた。六十代にして長女と次女の間のタイム、私なんてもう後ろの後ろ。二年ほど前からホームスクールのレゴリーグチームのコーチも担当するようになり、「ロボティックス」を学び始めてるのよとも嬉しそうに言っていた。
世界的に大成功を収めた人々、歴史に輝かしい業績を残した人々、ホームラン的な飛びぬけた才能を発揮した人々、若い頃は、指を銜えてそんな人々を憧れ見上げていたものだった。
それでもいつからか、身近なところに偉人はいるのだと感じ始めている。歴史を振り返るのなら、一人の天才が世の中をがらりと変えたようにも見えるかもしれない。それでも巷に点在する、こんなTさんのような笑顔の積み重ねこそが、この世を継続させるエネルギーを整えているような気がしてならない。
笑顔で突き進む人々。
その人の居場所に、日々その人であることを最大限生きている人々。
次から次へと起こる出来事の一つ一つに、喜び、泣き。それでもにじみ出る笑顔。どうしても溢れてしまう笑顔。それは中心との繋がりからくる笑顔。そしてそんな笑顔こそが、周りの人々の心を照らし、消えかけた炎さえも、蘇らせる。
Tさんに出会えたことに感謝。
これからの残りの人生、一日一日、この温もりと共に!
おめでと~!と今日は言われる側!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/90/4f6109693e143d5cb45369073c9012c6.jpg)
飛び出す四十!(笑)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/49/52a2270995b3c84319a0630da0125136.jpg)
ビッグ0のお誕生日だったのね!?
大切な日を、見逃してしまいました。
遅ればせながら、
お誕生日おめでとうございます!!
いつもの年となにも変わらないようでも、
0の年は、やはりひと世代の終わりと始まりという意味でも、色々と考えさせられますよね。
Tさんのお話、感動しました。
私もTさんのように年を取りたい!
でも、マチカさん、Tさんも素晴らしいけど、
あなたの一日一日を大切に生きている姿勢、
私はいつも仰ぎ見ていますよ!
それこそ、UPもDOWNもやってくるだろうけど、
健康で40代を悔いなくENJOY されますように、
お祈りしてます!!
5人のお子さんの目の輝きがいつもに増して輝いてみえるのは、やはり大好きなママのお誕生日を祝う子供たちの内の喜びが大なのだからでしょうね。
子供一人ひとりの個性を見出し、それに向合い、一日一日を大切に過ごされている様子、とても刺激になり学ぶことが多いです。
これからのご活躍、モンスーンシーズン真っ最中のバンガロールから期待しています。
40の飛び出すカード笑えました
そこはクローズアップしなくてもね…(* ̄∇ ̄)ノ
周りには沢山素晴らしい人たちがいるんだね。
やはり子沢山には子沢山が集まるのかな?
私は貴女も尊敬出来る子育ての先輩ですよ(笑)
バカでいるというか、今まで通りありのままでいいのでは?
40年つちかったものは、表面的に変えてみても本質的には変えられないものです。
健康面、メインテナンスをしていかないと、あちらが痛くなったり、こちらの調子が悪くなったりと、様々な症状として出てくるようになったなと感じています。ただ突っ走りといった無理はきかなくなってきたと。それでもメインテナンスに気を配ることで、今までどおり、そしてむしろ全く気をつかわなかった以前よりも、元気にやっていけるとも感じています。まだまだこうして動けることに感謝です。
七十代にして世界中飛び回って行動されているヨーキさんを見習いつつ、歩いていきます。ありがとうございます。よい週末をお過ごしください!
Tさんの笑顔にどれほど励まされてきたか。本当に素敵ですよ。出会えて嬉しいです。
そんな風に言って下さってありがとう。でも見上げているのは私の方なのですよ。OYABAKAさんの歩みにどれほど元気をもらってきたか、それはもう言葉にできないほどです。同じような試練に出会ったとき、果たして私はOYABAKAさんのような歩みができるか、あれほど気丈でポジティブな姿勢で、そう何度自身に問いかけたか分かりません。
本当に、アップダウンの繰り返しですね。身体を労わりつつ、心を支えつつ、一日一日精一杯歩いていきます。OYABAKAさんのこれからの歩み、私にも応援させてください。ありがと~!
そんな風に子供達の様子を見てくださって、ありがとうございます。お祝い事というのは、本当に子供達の表情が輝いて見えますね。
「子供一人一人の個性」、このmirumiruさんの言葉を反芻していました。ついつい上下に並べ、あの子はでき、この子はできない、そうしてしまいがちですが、「個性」と横並べにしてみる。頭で分かっていても、つい忘れていたりすること。ありがとうございます
ありがとうございます。mirumiruさんのこれからの活躍も応援させてください!秋色広がるアンカレッジより。今週も素晴らしい日々をお送りください!
区切りの年。もっと大人になってるかと思ったけれど、それはまだまだ相変わらずです。
身近に素敵な方々に恵まれてありがたいよ。
確かに、Tさんと私の共通点といえば、「子沢山!」だね。でも子沢山でもほとんど会わない人もいるしね、って子沢山の知り合いもそれほど沢山いるわけじゃないけれど。(笑) 子供さんも皆成人し、日常のサイクルも随分と違うだろうTさんとこうしてちょこちょこ偶然会うの、面白いです。
よっちゃんにそんな風に言ってもらうなんて。私は仕事と家事育児を毎日頑張ってるよっちゃん、そしてその分け隔てなく縁ある人々の細やかなお世話する姿を見上げてますよ。
「ありのままで」、ほんとね、そう強くありたいです。
「本質的なものは変わらない」、うん、年を経るに連れて、上辺の取り繕いははがれていくね。本質を磨いていきたいです。
ありがと。秋色の中を行くよっちゃんを想いつつ。今週もよい日々をね。