靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

夫婦は、一人が痛いなら、両方が痛い

2013-04-28 01:46:02 | 夫婦ノート
昨夜のファミリーディナートピック。
(毎週金曜日の夜は、家族で知恵やバリューについての話をしています。我が家は今のところ特定の宗教に属すということはないのですが、宗教的テキストからも大いに学ぶことがあると思っています。)



「潤す時」を生活のサイクルに組み入れる

道端の井戸。そこにいけば、渇いた喉を、潤すことができる。

そんな井戸に戻る時を、生活のサイクルに組み入れる。

朝こうして何兆もの細胞が働き、心臓が規則正しく血液を送り出し生きていることの不思議を思い、食べ物を前に「いただきます」「ごちそうさま」と感謝の気持ちを思い出し、眠る前にその日あったことそれまであったことへの感謝の言葉を言い合い、周りの人々の最善を祈り、週に一度のファミリーディナーには少し着飾り人生について話し合い、年に一度の祭りを繰り返し祝い。

それは、旅路に立ち止まり、どこから来て、どこへ向かっているのかと見直す時。

長いドライブに「いつつくの~?」「あとどれくら~い?」と、き~き~言い出す子供たちが、途中ところどころ休憩し、少し散歩して外の澄んだ空気を吸うことで、リフレッシュする時のようなもの。

そんな井戸に赴き水を汲む時を、生活のサイクルに組み入れる。



夫婦間の話し方について心に留めておきたいこと。(将来のために上の子たちも交えて)

結婚し、子供を持ち、つくづく思うのは、結婚生活や子供を育てるということが、現実的にどういうことなのか、どうしたらよりよいかの知恵やヒントを、若い時分からもう少し学ぶ機会がないものかということ。

以下(aish.com, Emor 5771)より: 夫婦は二人が一つの存在になるということ。一人がうまくいかないのならば、両方がうまくいかない。一人が痛みを負うなら、両方が痛みを負う。ある夫婦が病院へ行き、医者が「どこが痛むのですか?」と聞くと、夫が「妻の足が痛むということが痛いんです(Her foot is hurting us)」と。

1・とにかくまずは聞く (単に気持ちを聞いて欲しいこともあるもの) 

2・相手を遮らない  

3.声を荒立てない (忘れて相手が荒立て始めたら、手をそっと相手の手の甲におき思い出させるなどあらかじめ決めておいたり)  

4.もし主張を通したいのならば、質問形式にしてみる。 (やめて!でなく、あなたがそうされたらどう思う?など)

5.非難しない。相手のせいにしない。 (これは本当につくづく思うこと。非難からはどこにも行き着かない。「せい」にしている間に、どう解決していけるか、解決のために自分が何をできるか相手をどう助けていけるかを話し合う)

6.問題の元は他にあるかもしれない。(ジャムのふたを閉めてない!と怒る理由は、三日前の約束事を忘れていることにあったり)

7.相手の言ったことを繰り返すことで、理解していると示す。(あなたの言いたいのは、こういうことなのよねとまとめてみる)

8、問題に対する解決案を尋ねる (自分の言い分をレクチャーするだけでなく、相手の案を聞きだす)

9.常に覚えておくこと:何十億と地球上にいる人々の中から、この人を相手に選んだのだということ。相手の輝く部分にフォーカス。欠けた部分を補い合い、共に成長していくためにこうして一緒にいるのだということ。


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