靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

身近な相手にこそ

2012-03-06 01:08:09 | イメージ・ヴィジョン
相手を知っている?相手のことが分かった?

相手を知り尽くすなんてことは一生かかってもできやしない。

自分のことさえまだ見渡せていないというのに。


相手の中に自分が見えていないものがあるという自覚、

そこから相手への謙虚さ、リスペクトが生まれる。

身近な相手にこそ気をつけていきたいこと。

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8 コメント

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Unknown (旅人パンダ)
2012-03-06 05:30:47
大事だな~って思いました!
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Unknown (mirumiru)
2012-03-07 12:10:26
身近な相手であるからこそ大事にしていかなければならないのに、時には傷付けることもあります。その傷は、相手が自身に近ければ近いほどより深いのだと思われます。それは、相手の中にに自身の知らない自身を見るからでしょうか?と、そんなことを感じました。
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Unknown (山口)
2012-03-07 14:01:50
そうだよねー。
僕が大学院時代にジンメルを通して考えてたのも、そんなことだったよねえ。

親しい関係では、「全部分かってほしい」「全部分かり合ってる」みたいに、距離をゼロにしたいと思いやすいけど、でもそれは原理的に不可能かつとても暴力的なことで。
完全に融合してるという思い込みは、「わかってくれてると思ったのに、違うじゃないか・・」とか、落胆や憎しみにすぐに転化する。

距離は必然で、でもそれは「冷たい」とか「寂しい」といったことじゃなく、距離を前提にするからこそ、止まることなき寛容や対話が生まれる。

誰かと親しくなるとき、そんな倫理観を共有できるかどうかよりも、そんな倫理観について話せるかどうかが、僕にとっては大きいかなあ。
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課題 (こたろう)
2012-03-07 19:01:22
うつ病の従兄をが他に身寄りがなく、生活出来ないため引き取ることに。血が繋がっているとはいえ、家族以外の男性との二人暮らしが始まります。

自分としても、彼ときちんと向き合えるか、不安が一杯で自信がありません。

身近な相手にこそ本当に真剣に向き合えるよう。
神のご加護を祈るのはこういう時なのでしょうね。
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旅人パンダさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-03-08 07:33:39
そう思われますか!私も心に留め暮らしていきたいです。ありがとうございます。
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mirumiruさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-03-09 07:42:49
「身近な相手ほど傷つけてしまうことがある、近ければ近いほど傷も深く」、本当にそうですね。

近ければ近いほど「相手のことを知っている」、そう思い込んでしまう、その思い込みが強ければ強いほどその思い込みからのズレが許せず。近い間で起こっていることはmitumituさんのすぐ下の山口さんのコメントにあるようにそういうことなのかもしれませんね。

そのズレに見たものがmirumiruさんのおっしゃる「自身の知らない自身」ということもあり得るのかもしれません。相手に見ているものが実は自分自身だった、そんな感覚分かります。

ありがとうございます。また考えさせられました。あのインドの熱の中で、Have a wonderful weekend!
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山口さんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-03-09 08:20:07
ジンメル、懐かしい名前です。懐かしいというほど深く学んだわけでもないのですが、山口さんの口から出るジンメルが懐かしい。

山口さんのコメントにまた頭の中がすっきりと整理された気分です。全部分かってるもんねという距離ゼロ状態というのは「原理的に不可能かつ暴力的なことで」、まさしく。

「距離を前提にするからこそ、止まることなき寛容や対話が生まれる」、そこへ向いたいです、終わりなき寛容や対話へと。

友人、そしてパートナー、日々起こる出来事の中で強く感じていること、自身に向けても相手に向けても、難しさを噛み締めつつ。随分と鍛えられましたよ。(笑)

「そんな倫理観について話せるかどうか」、なるほどです。例え異なる倫理観に立とうとも、相手の言うことを聞き理解しようとし続ける、相手の立つ地点を尊重し合い、そんな関係、私にとっての理想でもあります。

ありがとうございます。ああ何だか懐かしいこうして山口さんと話す感じ。(笑)とても嬉しいです。そちらもそろそろ梅が咲き始めましたか。よい週末をお過ごし下さい!
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こたろうさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2012-03-09 09:06:13
引越しの理由はそういうことだったんですね。

従兄の方にとってこれほどありがたいことはありませんね。こたろうさんの決意を尊敬します。

うつ病歴のある友人が周りにも何人かいます。段階によってよりよい接し方というのがあるのでしょうね。ひどく病んでいる最中にはやはり通常の論理は通じません。様々なカウンセリング方法などもあると聞いています。

専門医とこたろうさんと従兄さんと、知識と技術と感性と力とが合わさり、事態がよりよい方向に向われることを祈っています。「神のご加護」はいかなるときにも必ずあると信じています。

シェアして下さってありがとうございます。ここ北の果てから祈っています。
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