靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

「福島原発の放射能を理解する」

2011-03-20 23:00:14 | お知らせ
「福島原発の放射能を理解する」ための一つの情報です。
http://ribf.riken.jp/~koji/jishin/zhen_zai.html

 「今回の震災に起因した福島原発の事故について国民の不安が高まっています。チェルノブイリのようになってしまうと思っている人も多いです。放射線を学び、利用し、国民の税金で物理を研究させてもらっている我々が、持っている知識を周りの人々に伝えるべき時です。」

というメッセージとともに


Ben Monreal 教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)によるまとめ:

• チェルノブイリにおける最悪の一般公衆への影響はストレスと恐怖であった。教育と情報周知に失敗した。
• 我々は情報を持っている。mSv を数えてどのように対応するか決めよう。
• 私見:福島原発の放射能の危険は最悪の場合でも軽減可能であり局所的(初期避難と食品中のヨウ素131 摂取をコントロールする必要がある。)
• 私見:地球規模災害の恐れはない。
• 津波被災者と50人の福島原発の作業従事者のためにみんなのエネルギーを集中しよう。



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2 コメント

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Unknown (OAYABAKA)
2011-03-22 04:31:48
日本のニュースとアメリカのニュースで公表されている事実に大きな違いがある中、
私にとって、いつもプレサイスで尊敬しているマチカさんの情報は、ニュースよりも信頼できます。
ためになるサイトありがとうございます。

福島原発に障害が出たと最初に聞いた時点で、私は日本政府がすぐに海外に対して技術協力を求めると思っていた(私は、結局日本の体質をわかっていなかったんだとあとで気がつきました)。
はっきりした情報が流されていないこと、東電が会社単位で解決しようとしていたこと、“どうして???”とかなり疑問に思います。
私がイライラしたところでどうしようもないことはわかっていても、これは個人的な問題ではないのだから、すぐにあらゆる情報をすべて公開し、技術援助を求めていれば、ここまでの状況に陥ってなかったのでは???。。。と苦い気持ちを持っているのは私だけでしょうか。。。

早急な対処を心から祈ると共に、自分自身も放射能について、またこの問題全体について正しい理解ができるよう努力するつもりです。
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OAYABAKAさんへ、コメントありがとうございます! (マチカ)
2011-03-22 23:37:16
これだけ様々な情報が溢れていると常に見分けて取捨選択していく必要がありますね。なるべく一次情報によるようにして、後はそれぞれの人々の枠組みからの「意見」として「参考」にしていくようにしてます。

このBen Monreal 教授のものも、あくまでも一つの情報で、未来についても自身が「私見」としているように、あくまでも一意見だと思ってます。あと16日以降の状況には基づいてませんものね。

「いつもプレサイズ」はかなり疑問ですよ。(笑) 「間違い」に対しての責任は引き受けつつ、「間違い」を指摘されることはとてもありがたいことです。

尊敬だなんて、私にそんなことを言って下さる
OAYABAKAさんの温かさ、器の大きさにいつも癒され元気をもらってます。

事故直後東電の中で何が起こっていたのでしょうね。国際的にみると不思議な対応の仕方。確かにすぐに外部にオープンにして援助を求めれば、何かが違っていたのかもしれませんね。

「正しい理解」、正しく見ていくこと、私も努力していきたいです。

このまま落ち着いていくことを祈っています。これからどれだけ補償されていくんでしょう、周りの住民、農業、漁業へのダメージ。
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