1.どうも新居のコンセントの中にはトランスフォーマーをだめにしてしまうものがあるらしく、もう一つのコンピューターもダウン。ガレージの箱の山の中から予備のトランスフォーマーを探し当て何とか起動。しかもメーカーから取り寄せ、もうとっくに到着しているはずの私のコンピュータのトランスフォーマーも大幅に郵送が遅れていると2度の連絡。テレビも新聞もない家にとってコンピュータが使えなくなるのはきつい。といって孤島に住んでいるわけでもなし、電話も使えるし一歩外に出れば情報は溢れているのですが。もう開き直ってとにかく引越し整理に没頭。
2.記録史上最も寒い7月なのだと聞く。今年は冬に最大積雪量をマークし、夏は最低平均気温もマーク。曇っている朝晩は厚手のジャケットが欠かせない。夏至も過ぎ日に日に短くなる日照時間。しゃれになってない、と苦笑いしながらも淡々と暮らす人々。曇りだろうが雨だろうがそれなりに「夏」を楽しむアラスカン。いよいよ一般へのサーモン網漁も解禁!
3.友人が南の島へ発った。最も頻繁に会うことのあった友人、発つ前日も寄ってくれ、あれやこれやと走り回る私の横で、何気に皿を洗って掃除してくれる・・・。見送りに行った空港で、涙が止まらない。笑顔で別れようと自分に言い聞かせたのに。キッチンでお茶を飲みながら窓の外を見つめる彼女の静かな横顔が焼きついている。発つ前日も色々な話をし、私も頑張るぞと背筋を伸ばしたのだった。今はネットですぐに繋がれる、そうは言っても直に体温や表情を身体で感じ接するのとはやはり違うもの。こうして傍にいられた一時を大切に。今縁あり傍にいられる人々との一瞬一瞬を大切に。フィジカルな別れはいつか必ず来るのだから。
4.一年間連載させていただいたメールマガジン「MUGA」への投稿を一旦降ろさせていただく。アラスカの一年のサイクルを表すこうした機会をいただいたことに感謝。「MUGA」のこれからを楽しみに。
5.子供が自分で動ける空間作りを心がける。遊び道具、文具、調理器具、食器、服、タオル、換えのトイレットペーパーやナプキン、ビニール袋、などなど、簡単に自分で出ししまいやすい収納の仕方を。子供が自分の足で立って生活できる空間を。
6.自分でいっぱいだと人への共感は難しい。人の言葉を真に聞いてみる、その人の拠って立つ意味の網の目を辿ってみる。そこからしかフェアさは生まれない。
7.「アンカレッジ詩と俳句の会」の友人が、今月「一行詩を何としてでも集める」企画を実行。電話や自宅に出向いてまで、皆から一行詩を集める友人。いつもなかなか参加できないのだけれど、定例会への欠席投稿。引越しで詩なんていってる場合じゃないの、という揉みくちゃな日常に一行フレーズを紡ぎだすひと時。こんな遊び心は忙しくついつい心が固まりそうな時ほど必要なのかもしれない。お題は白夜・ワイン・チーズ。リストにされた皆の投稿を見、またほぐれる。ありがとう。
一行フレーズbyマチカ:
あれは確かビャクヤンを招いての夜だった
白夜の片目に狙いを定め垂直に
私がワインの頂に口火を切った者です
チーズの限界
チーズの建設に関わりつつ内職もしています
戻り子ワイン
チーズの調べ
最近白夜づけなんです
ちーずるずるひっぱってもだめ
無菌チーズ体質
今日は本棚を4つ取りに、最後に残された本の整理!
しっとりな「夏」、アラスカより。
Have a wonderful day!
2.記録史上最も寒い7月なのだと聞く。今年は冬に最大積雪量をマークし、夏は最低平均気温もマーク。曇っている朝晩は厚手のジャケットが欠かせない。夏至も過ぎ日に日に短くなる日照時間。しゃれになってない、と苦笑いしながらも淡々と暮らす人々。曇りだろうが雨だろうがそれなりに「夏」を楽しむアラスカン。いよいよ一般へのサーモン網漁も解禁!
3.友人が南の島へ発った。最も頻繁に会うことのあった友人、発つ前日も寄ってくれ、あれやこれやと走り回る私の横で、何気に皿を洗って掃除してくれる・・・。見送りに行った空港で、涙が止まらない。笑顔で別れようと自分に言い聞かせたのに。キッチンでお茶を飲みながら窓の外を見つめる彼女の静かな横顔が焼きついている。発つ前日も色々な話をし、私も頑張るぞと背筋を伸ばしたのだった。今はネットですぐに繋がれる、そうは言っても直に体温や表情を身体で感じ接するのとはやはり違うもの。こうして傍にいられた一時を大切に。今縁あり傍にいられる人々との一瞬一瞬を大切に。フィジカルな別れはいつか必ず来るのだから。
4.一年間連載させていただいたメールマガジン「MUGA」への投稿を一旦降ろさせていただく。アラスカの一年のサイクルを表すこうした機会をいただいたことに感謝。「MUGA」のこれからを楽しみに。
5.子供が自分で動ける空間作りを心がける。遊び道具、文具、調理器具、食器、服、タオル、換えのトイレットペーパーやナプキン、ビニール袋、などなど、簡単に自分で出ししまいやすい収納の仕方を。子供が自分の足で立って生活できる空間を。
6.自分でいっぱいだと人への共感は難しい。人の言葉を真に聞いてみる、その人の拠って立つ意味の網の目を辿ってみる。そこからしかフェアさは生まれない。
7.「アンカレッジ詩と俳句の会」の友人が、今月「一行詩を何としてでも集める」企画を実行。電話や自宅に出向いてまで、皆から一行詩を集める友人。いつもなかなか参加できないのだけれど、定例会への欠席投稿。引越しで詩なんていってる場合じゃないの、という揉みくちゃな日常に一行フレーズを紡ぎだすひと時。こんな遊び心は忙しくついつい心が固まりそうな時ほど必要なのかもしれない。お題は白夜・ワイン・チーズ。リストにされた皆の投稿を見、またほぐれる。ありがとう。
一行フレーズbyマチカ:
あれは確かビャクヤンを招いての夜だった
白夜の片目に狙いを定め垂直に
私がワインの頂に口火を切った者です
チーズの限界
チーズの建設に関わりつつ内職もしています
戻り子ワイン
チーズの調べ
最近白夜づけなんです
ちーずるずるひっぱってもだめ
無菌チーズ体質
今日は本棚を4つ取りに、最後に残された本の整理!
しっとりな「夏」、アラスカより。
Have a wonderful day!