NLP自習室

NLP自習室はNLPを自ら学び練習する場です。NLPは行動や心理的な状態を自分にとって望ましいものに変化させる道具です。

第1620回 リインプリント(前半)

2019-01-30 07:48:43 | NLP
◆日時
2019年1月30(水)7:20から約20分間

◆内容
「NLPの実践手法がわかる本」(山崎 啓支 著)を読んで、
リインプリントの「ビリーフや価値観」のルーツを探るところを復習しました。

幼い頃にできたビリーフや価値観はあなたに感覚を通して影響を与えている。

気づけていない(言語化できていない)ビリーフや価値観も「身体感覚」を通して忠実にプログラムを実行し続けている。

意識で「気づかない」ということは、知らず知らずのうちに、無意識の思惑を反映する方法へ進んでしまうということ。

気づけていない(言語化できていない)ビリーフや価値観
  ↓
その時に感じていた感覚を使ってその状況を回避しようとする。
  ↓
「行き詰まる」

「行き詰まりの状態」は、気づけていない(言語化できていない)ビリーフや価値観に気づく糸口になる。

(やってみたワーク:リインプリントの変形版です)

ステップ1 「行き詰まり」の状態を1つ思い出して、その体験にアソシエイトする。

ステップ2 アソシエイトした状況の中で「何が見えるか」「何が聞こえるか」「何を感じているか」質問し、状況を明らかにする。

ステップ3 その状態に入ったら、アンカリングし、タイムラインを過去にさかのぼっていく。

ステップ4 そして、直感的に何らかの体験を思い出したら、その場で止まる。そしてどんな体験がステップ1で感じた「行き詰まりの感覚」を作り出したのかを体験する。「何が見えるか」「何が聞こえるか」「何を感じているか」質問し、状況を明らかにする。

ステップ5 ステップ3~4を繰り返し、同じような体験が起きた一番幼いころまで戻る。

ステップ6 幼いころの自分へ現在の自分から言葉をかける。

(感想)
おばあちゃんに保育園に行きたくないと駄々をこねて道路にしゃがみこんでしまった5歳ぐらいの自分が思い出されて、

その子に今の自分から声をかけようとしたのですが、言葉になりませんでした。

私は小さな駄々をこねている自分のそばに行きたくなり、歩いて行ったら、

その子を抱きしめたくなりました。

ただ黙って抱きしめていました。

抱きしめているうちに、だんだんと体が温かく感じられて、

「一人じゃないから」

と言葉が浮かんできて、

その言葉を味わっていたら涙が出てきました。

だんだん体が温かく緩んでいく感覚を感じ、ワークを終えました。