原発事故から8年目

2019年02月28日 17時56分58秒 | 日記

福島原発事故から今年の3月11日で8年目を迎えます。
 しかし、いまだ福島第一原発は、「収束」とは程遠く、事故の真っただ中にあります。放射能「閉じ込め」にむけた懸命の努力が行われていますが、溶け落ちた核燃料の位置や状態はいまだ把握できず、破壊された原子炉建屋への地下水などの流入により、核燃料から溶け出した放射性物質を含む汚染水が増え続け、多くの福島県民が避難生活を強いられています。

足立区内でも綾瀬川以東の地域はいまだに、高い放射線量がホットスポット的に見つかっていて、現在、区議会には 

①区民参加で放射能測定を行うこと 

②小・中学校、保育園給食の食材の放射能検査をしてほしい 

③希望する区民が放射能健康診断を受ける際に助成を…

という4本の陳情が提出され、継続審査となっています。

給食食材の放射能検査23区のうち13区が実施 

拒否し続ける足立区

 学校や保育園での給食食材については、子どもの命を第一に、いまでも食材の検査を実施し続けている区は23区の半数を超えていますが、足立区は拒否しつづけて、区民の不安にこたえようとはしていません。
 

チェルノブイリ原発事故では、10年後から子どもの甲状腺がんが急増し、そればかりか心筋梗塞、白血病などが増え続けています。
 ウクライナでは国がこの原因を原発事故にあるとしていますが、国際原子力機関(IAEA)はこれを認めていませんが、いずれ認めざるを得ないという学識者も多くおり、今後の推移を注視する必要があり、被害者に寄り添うことが求められています。

 

今週のしんぶん赤旗日曜版の内容です。

 

地域でのハンドマイク宣伝の様子です。

 


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