「近くの選べる公園へリニューアル」といって公衆・公園トイレを減らす計画
足立区はトイレを116ヵ所減らし「将来的には約200ヵ所」に縮減
4月18日の建設委員会で区は「公衆トイレ、公園トイレのありかた検討PT検討結果について」を報告がされ、全316箇所のうち116箇所を減らし、「将来的には約200箇所に縮減していく」としています。
区はトイレの実態調査結果で、老朽化しているトイレは36箇所。
「タクシー乗務員などによる利用は多いが、女性を含めた一般の利用が少ない傾向が見られる」
「盆踊りや花見、お祭りなど限定した期間の利用が多いトイレがある」
「公衆・公園トイレの適正配置」と称して、「設置基準や利用実態及び半径250mの利用範囲の重複部分を解消する」
と報告しました。
今年度は、「著しく利用率の低いトイレを選定し一時使用を中止する。」
半年間様子を見て、「再開の要望等がない場合は地元の意見を聞いた上で撤去の手続きを進めていく」としています。
日本共産党は、「近くの選べる公園をリニューアル」すると言いながら、予算を1億3千万円余削って、公園トイレを減らすことは区民の要望にも逆行する」と指摘し、トイレの一時使用を中止する所は、どこなのか、いつからか、いくつやるのか、削減することは問題だと追求しました。
しかし区からは、いつやるかなど具体的な答弁はありませんでした。
公園トイレは区民が緊急に使用するものであり、一度つぶしてしまえば造れなくなります。減らすのではなく、改修して利用をはかれと迫りました。
公園便所の295箇所の洋便器化の調査では、洋便器化されているトイレは8箇所。あとは既存のだれでもトイレ。
建て替えが必要なトイレは93箇所、洋便器に改修が可能なトイレは79箇所、構造上により調査が必要なトイレは46箇所となっています。
●公園トイレに関するお問い合わせは、足立区役所 電話3880ー5111(代表)
みどりと公園推進室みどり推進課・公園管理課まで
公園トイレの削減とんでもありません!
大島よしえ都議会議員は、「この4年間、都議会でまちづくりや鉄道の改善に関わる都市整備委員として力をつくして来ました。公園を防災拠点に!と防災対策が求められている時に公園のトイレを減らすなんてとんでもありません。 みなさんと力を合わせて削減ストップへ全力をつくします。」とコメントしています。
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