共産党足立区議団が毎年行っている区議団アンケートには1800通を超える回答が寄せられています。
回答の中に公園に関する要望(ボール遊びが出来ない)や問い合わせが多数ありましたので、現在足立区が進めている「パークイノベイション推進計画」(特色ある公園づくり)の概要についてお知らせします。
現在、足立区には区立公園、児童遊園は合わせて約500カ所で公園面積としては23区で1位ですが、都市公園公園法で平成5年まで児童公園には「ブランコ」「砂場」「すべり台」の設置義務があったためどの公園も似たような個性が乏しくなっていました。
また、土地区画整理事業により多くの公園が整備されたことで、公園の偏在も課題でした。
さらに、多くの公園が一斉に更新時期を迎えることによる回収も課題でした。
こうした事態を受け、今後の公園のあり方を決める「パークイノベーション推進計画」を策定しました。
推進計画では公園を回収する際には、一定のエリア内に点在する公園ごとに、それぞれの「役割」と「機能」を割り振り、個々の公園の性格や特色の違いを明確にします。
「お出かけエリア」「お散歩エリア」「ご近所エリア」という大きさの異なる3つのエリアを設定し「目的に合わせて選べる公園整備」の流れに沿って、5つの公園施設(水遊び施設、ボール遊びコーナー、大型遊戯、砂場、公園トイレ)をバランスよく配備していきます。
パークイノベーション計画は青井地域を皮切りに、現在舎人地域で取り組まれており、今後、順次取り組み地域を決定し進められます。
区民アンケートには、千住大橋駅地域の千住大橋さくら公園や桜木地域の尾竹橋公園についての具体的な要望が寄せられています。
これらについては、パークイノベーション計画の推進を待っていてはいつになるか分かりませんので、予算要望書などを通じ区に要望していきます。