予算修正案を提案しました 日本共産党足立区議団

2016年03月04日 20時33分27秒 | 日記

 足立区の新年度予算案は、史上最高の予算規模(2700億円余)、ため込んだ基金も史上空前の1303億円。一方で区民の要求は抑え新たな開発や区役所本体業務の企業委託に走る姿勢です。

日本共産党は、代表質問でこの予算の切り替えを求めたところ、区長にその姿勢がないため、3日から始まった予算特別委員会において、予算修正案を提案しました。各党の態度が問われます。

●23区で一番高い低所得の保育料値下げ 1400人余を半額または無料に 3041万円
●被爆者見舞金 23区で唯一未実施を改善 310万円
●給食費の無料化 葛飾区同様に第2子を半額、第3子を免除 3365万円
●子ども医療費 千代田区などのように高校3年生まで無料化 2億6385万円
●不妊治療助成上乗せ 17区で実施 8230万円
●特別教室のエアコン設置 猛暑の中でエアコンのない理科室・図工室・家庭科室に段階的に設置 まず小学校に 2742万円
●少人数学級の推進 3年生も35人学級に 5100万円
●削られた副担任講師の復活 1億9488万円
●介護の人材不足対策 8610万円
●看護師不足対策 4305万円
●学童保育室の人材不足対策 794万円
●生活困窮者レスキュー事業 1000万円
●若年ファミリー・若者家賃助成 1080万円
●精神障がい者補助の復活 450万円
●障がい者グループホームの増設 2000万円
●スーパープレミアム商品券の発行 購入上限を決め多くの区民が買えるものに 2億3712万円
●介護保険改悪による負担増分を補う(利用料2割⇒1割、施設補足給付)1億8713万円
●低所得者の介護利用料軽減(過半数の区で実施) 1517万円
●紙おむつ支給の拡大 所得制限撤廃、要件緩和 1800万円
●緊急通報システムの無料化 764万円
●はるかぜ短期路線の実現 1500万円
●公園トイレの存続と誰でもトイレの増 2400万円
●住宅リフォーム助成の創設 4000万円
●放射能(給食食材検査・測定器の貸し出し・内部被ばく検査)543万円
 ★この他にも学校の木質化、平和事業など

区民の望まない施策を削減、優先度を改め財源を生み出す

公立保育園の民営化ストップ 西新井保育園・五反野保育園の民営化予算を削除 4463万円
学力テストの中止 国のテストも実施の中競争教育に拍車をかけるため中止する 3888万円
そだち指導員の中止 子どもを授業から抜き出して指導するあり方を見直す 1億5009万円
管理的教員研修の中止 600万円
はばたき塾の中止 特定の子どもだけを超難関校に進学させるためのお金を削除 3312万円
学校統廃合の中止 江北中・八中の解体予算を削除 1億8537万円
国民保護計画 武力攻撃事態・存立危機事態法などを根拠とした国民保護計画の見直し予算の削除 72万円
千住一丁目市街地再開発の中止 特定企業の30階建てマンション建設への税投入の凍結 9億6740万円
エリアデザイン 週3日勤務で月給40万円の民間人登用は中止する 480万円
戸籍の外部委託の中止 委託経費を削除、非常勤職員で当面は対応 2400万円
国保の外部委託の中止 委託経費を削除、非常勤職員で当面は対応 1億7654万円
保健所の外部委託の見直し サービス設計委託費を削除 3450万円
公共サービス研究会の廃止 区民のサービスを切り渡す研究会で不要なので削除 315万円
議員報酬の10%削減 5101万円
予備費の活用 1億円
★他に財政調整基金も活用。財源を区民施策に回すことで、区長提案より約1億円少ない額で上の新たな事業を全部を実現できます。