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にしみの鉄道情報局付属ブログ

EF70-200mm F4Lがリニューアル

2018-06-08 | カメラ
キヤノンの小三元レンズのうち、「EF70-200mm F4L IS USM」がリニューアルされ、II形になりました。シャッタースピード5段分の手ブレ補正効果(従来は4段分)があり、コーディングが変更されて、逆光特性が良くなっています。ただし光学系は、I形から変わっていないようです。
以前から、I形は持っていますが、下取りに出して買い換えようかと。ただ、お値段もそれなりに上がっていて、定価は185,000円(従来型は158,000円)します。

ところで、このレンズ、手ぶれ補正なしが1999年に発売され、手ぶれ補正付きが2006年に発売されました。ニコンの同クラスのレンズの「AF-S NIKKOR 70-200mm f/4G ED VR」は、2012年に発売されています。それまでは、70-200mmのF4通しズームがあるためキヤノンを選択したという人が少なからずいました。

F4通しズームは少し前まで、キヤノンの専売特許だった時期があり、「EF17-40mm F4L USM」は2003年に、「EF24-105mm F4L IS USM」は2005年に発売されましたが、ニコンは遅れていて「AF-S NIKKOR 16-35mm f/4G ED VR」と「AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR」は2010年に発売されました。ソニーもF4通しズームを2014年と2017年に発売されていて、最近の需要はこのあたりのようです。

これら焦点距離の異なる3本のF4通しズームを総称して小三元と読んでいますが、キヤノンは「EF16-35mm F4L IS USM」と「EF17-40mm F4L USM」が、「EF24-105mm F4L IS II USM」と「EF24-70mm F4L IS USM」が、「EF70-200mm F4L」は手ぶれ補正有り無し両方が併売されています。というわけで現在キヤノンのF4通しズームは、小三元と言いながら現時点で6種類あることになります。(EF200-400mm F4L IS USMを除く)

さらに今回「EF70-200mm F4L」はII形が発売されますが、手ぶれ補正なしと、手ぶれ補正有りのI形は併売されるようです。これで7種類のF4通しズームということになります。
ところで、手ぶれ補正なしの「EF70-200mm F4L」の併売はともかく、手ぶれ補正付きのI形の併売はなぜなんでしょうか。
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