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にしみの鉄道情報局付属ブログ

間借駅と間借高架

2018-06-19 | 
えちぜん鉄道の福井駅は、現在北陸新幹線のホームを間借りしています。これはいろいろ有って、新幹線の駅を新設して、同時にえちぜん鉄道のホームを高架化するためにおこなったことです。
えちぜん鉄道は新幹線の駅のホームを間借りしている間に、ホームを高架化して、本来の駅に移転します。


このホームの先の高架工事も進んでいます。車止めは仮設に近いのですが、ATSの地上子は厳重に置かれています。ブレーキ故障等で暴走があったら少し心配になりそうな構造です。






ホームの上屋や駅舎なども簡易的に作られています。ホームは車体限界の違いから作り直すと思いますが、階段やエレベーターの位置は新幹線ホームを想定しているかもしれません。


ところで、新福井駅も同時に高架の対象範囲に入ってきて、現状のホームは仮設となっています。

この駅には高架駅に有るまじき、とんでもないものがあります。


なんと、高架駅にかかわらず構内踏切があります。この高架橋、新幹線用で在来線との間に間隔がなく、仮設の階段を設けることできなかったためか、構内踏切で反対側のホームに渡って、階段で地上に降りることになります。


構内踏切があるので、こんな写真も撮れます。


新福井から福井口までの路盤はバラストレスとなっています。


福井口から高架への上りは、仮設になっています。


勝山永平寺線側の新高架線との切り替えポイントです。こちらはまだ線路がつながっていません。新高架線は三国線と勝山永平寺線と、福井口の車庫の3本の登り口があって、車庫のほうはすでに線路がつながっているらしく、試運転が行われているようです。

撮影 2018年6月16日
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