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にしみの鉄道情報局付属ブログ

名古屋市交通局のCNG充填設備

2022-09-03 | バス(路線・事業者)

名古屋市交通局鳴尾営業所にはかって圧縮天然ガス(CNG)の充填設備がありました。名古屋市南部の大気汚染の政策的な設置で、各所に分散配置していたCNGバスが鳴尾に集められ、さらに優先的にCNGバスが投入されました。

CNGバスは、黒煙を出さないなど環境性能がディーゼル車に比べて高かったのですが、ディーゼル車の環境性能が向上すると、相対的に優位性がなくなりました。特にCNGのタンクに15年の使用期限があるため、2000年代前半に投入されたCNGノンステップバスは2015年頃からディーゼルの通常のバスへの置き換えが進み、名古屋市交通局では2017年にCNG充填設備は撤去されています。

 

かなりの台数があった都営バスのCNGバスも、2017年に全廃され、各所にあったCNG充填設備は撤去されています。公営バスで、CNGバスと充填設備を導入した所は、同様に撤去の傾向がありますが、横浜市営バスの浅間町営業所のCNG充填設備はまだ使われているようです。

 

撮影 2004年12月11日 名古屋市交通局鳴尾営業所(許可済み)

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