さんぽみちプロジェクト

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「エコ推進都市」になれる 環境配慮型の旅客機が運航

2011-06-21 14:00:16 | WAKAYAMA NEWS HARBOR
県内唯一の空港である「南紀白浜空港」は昭和43年の開港より和歌山と各地を空で結んできた。
現在は羽田便だけであるがかつては大阪・名古屋・広島・福岡へ就航していた。

昨年から羽田便に新しい機材が導入されていることをご存知だろうか。省燃料で低騒音という特性を備えた環境配慮型の小型旅客機「エンブラエル170型機」だ。

同機は約80人乗り。ブラジルの航空機メーカー「エンブラエル社」が製造したもので全長29・9m・全幅26・0m・全高9・9m全長はN700系新幹線(25m)より少し長い程度と、コンパクトなジェット機である。

同機はJALグループが推進する「エコ・ファーストの約束」の取り組みの一つとして導入された。
同グループは「環境先進企業としての地球環境保全の取り組み」と題し実施。平成22年5月には政府から「エコ・ファースト企業」の認定を受けている。

エコ・ファーストとは、企業が行う環境保全に関する取り組みを、環境大臣に約束する制度で、平成20年に創設されたもの。

先月、田辺市で行われた「第62回全国植樹祭」は「木の国恵みの森を創ろう」を開催理念とし、今後も森の育成と地球温暖化の防止を目的に、森の資源の有効活用を目指していくという。

官民それぞれが環境問題への意識を高く持ち、大きな輪になって活動を推進することで、和歌山県は世界に誇る「エコ推進都市」になれるのではないか。

(岸村敏充/東京・次田尚弘/広島)

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