前号では熊野古道伊勢路の情報発信基地として整備された「県立熊野古道センター」を取り上げた。
電車とバスあるいは自家用車でのアクセスについて記載したが、和歌山から尾鷲までの移動はたいへんなのではないかと思われる方もおられるだろう。
近年、三重県内では自動車専用道路の整備が進み、東紀州エリアへのアクセスが格段に良くなっている。
今週は伊勢路へのアクセスに便利な「熊野尾鷲道路」と「紀勢自動車道」を紹介したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/64/99ed0b3a68fa7a37521e167808da82f2.jpg)
「熊野尾鷲道路」は熊野市の「熊野大泊I.C」と尾鷲市の「尾鷲南I.C」を結ぶ延長18.6㎞の自動車専用道路。
熊野大泊I.Cは以前紹介した「鬼ヶ城」の程近くにある。
従来の国道42号では熊野市から尾鷲市の区間において峠道が連続することからスピーディーな移動が難しいうえ、雨の多い地域であるために土砂災害などで度々道路が寸断されることがあった。
2013年9月に開通し、同区間の所要時間が従来と比べ約20分の短縮となり、ドライバーや同乗者の負担も軽減。
災害時の代替路としても期待されている。通行料は無料。
また、尾鷲市の「尾鷲北I.C」と「勢和多気(せいわたき)JCT」を結ぶ延長55.3㎞の「紀勢自動車道」も同様の役割を期待され2006年3月から一部供用を開始。2014年に同区間が開通している。
尾鷲北I.Cと紀伊長島I.Cの区間は通行料無料。紀伊長島I.C以北は有料となる。
勢和多気JCT以北は三重の大動脈といえる「伊勢自動車道」に接続していることから、名古屋・大阪方面からのアクセスが大幅に向上。
和歌山からは西名阪自動車道、名阪国道を経由し合流できる。
伊勢路が通る東紀州エリアへのアクセスとエリア内のスムーズな移動に、ぜひ活用してほしい。
(次田尚弘/尾鷲市)
電車とバスあるいは自家用車でのアクセスについて記載したが、和歌山から尾鷲までの移動はたいへんなのではないかと思われる方もおられるだろう。
近年、三重県内では自動車専用道路の整備が進み、東紀州エリアへのアクセスが格段に良くなっている。
今週は伊勢路へのアクセスに便利な「熊野尾鷲道路」と「紀勢自動車道」を紹介したい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/64/99ed0b3a68fa7a37521e167808da82f2.jpg)
【写真】熊野尾鷲道路「熊野新鹿I.C」付近。サミット期間中の交通規制を告知する掲示も。
「熊野尾鷲道路」は熊野市の「熊野大泊I.C」と尾鷲市の「尾鷲南I.C」を結ぶ延長18.6㎞の自動車専用道路。
熊野大泊I.Cは以前紹介した「鬼ヶ城」の程近くにある。
従来の国道42号では熊野市から尾鷲市の区間において峠道が連続することからスピーディーな移動が難しいうえ、雨の多い地域であるために土砂災害などで度々道路が寸断されることがあった。
2013年9月に開通し、同区間の所要時間が従来と比べ約20分の短縮となり、ドライバーや同乗者の負担も軽減。
災害時の代替路としても期待されている。通行料は無料。
また、尾鷲市の「尾鷲北I.C」と「勢和多気(せいわたき)JCT」を結ぶ延長55.3㎞の「紀勢自動車道」も同様の役割を期待され2006年3月から一部供用を開始。2014年に同区間が開通している。
尾鷲北I.Cと紀伊長島I.Cの区間は通行料無料。紀伊長島I.C以北は有料となる。
勢和多気JCT以北は三重の大動脈といえる「伊勢自動車道」に接続していることから、名古屋・大阪方面からのアクセスが大幅に向上。
和歌山からは西名阪自動車道、名阪国道を経由し合流できる。
伊勢路が通る東紀州エリアへのアクセスとエリア内のスムーズな移動に、ぜひ活用してほしい。
(次田尚弘/尾鷲市)
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