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若者の情報発信力に期待 白浜行き高速バスに「学生グループきっぷ」

2013-03-12 21:30:56 | WAKAYAMA NEWS HARBOR

和歌山市内を「田辺・白浜行き」と書かれた高速バスが運行されているのを見られたことがあるかもしれない。

 

 

【写真】乗客を乗せる、白浜行き高速バス(和歌山市駅)

 

和歌山市駅を発着し、県庁や市役所などの官庁街や三木町、屋形町、和歌山駅東口を経由し印南、南部、田辺、白浜の市街地とアドベンチャーワールドを結ぶ昼行高速バスが、和歌山バス明光バスの共同で、1日5往復運行されている。

2007年の運行開始から「和歌山の中心地からゆったり座って紀南へ行ける」と好評な当路線で、316()よりお得でユニークな割引切符が発売される。

 

今回発売されるのは2種類。白浜市内の路線バスを自由に乗り降りできるフリー乗車券がセットになった「白浜らくとくきっぷ」は、フリー乗車券の有効期限を1日から3日まで選べる。

また「学生グループきっぷ」は中学生以上の学生グループ4人もしくは5人で往復1万円ぽっきり(通常、和歌山エリア-白浜エリアは大人1人あたり片道1700円)。

和歌山バス営業課の辻岡さんは「今以上に白浜を満喫してもらえれば」と話している。

 

アドベンチャーワールド、円月島、白良浜、崎の湯、千畳敷、三段壁など、白浜町内の観光名所を路線バスで自由に乗り降りできることは、より多くの観光地を訪れてもらう機会や、連泊の促進に貢献するであろうし、学生向けの格安プランで平日の観光客増加はもちろん、若い世代に白浜の良さを知り、ファンになって広めてもらうという、これからの和歌山の観光における情報発信にも一役買えるだろう。

 

この冬、同路線を利用した南部梅林を散策する昼食付のツアー(旅行企画・実施、南海電鉄)が販売された。

現地でガイドが同行し、宿舎の送迎バスとも連携。

料金を抑え最少催行1人から受け付ける画期的な商品で観光客を引き寄せるなど、今、中距離の高速バス路線を活用した観光促進が進んでいる。

 

(次田尚弘/和歌山)


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