さんぽみちプロジェクト

さんぽみちプロジェクトの記録。
和歌山新報で日曜日一面に連載中の「WAKAYAMA NEWS HARBOR」と連携。

人気沸騰の地産飲料 夏の記憶「ご当地サイダー」

2012-10-08 16:45:29 | WAKAYAMA NEWS HARBOR

すっかり秋らしくなった今日、過ぎた夏を手繰り寄せるつもりはないが、外勤が多い筆者にとってエネルギーをチャージしてくれたのが「ご当地サイダー」だった。

 

思い起こせば毎日のように高速道路のサービスエリアや新幹線の車内販売で購入していた。勤務地の中国地方であれば、国内生産量1位の「広島レモン果汁」と瀬戸内海に浮かぶ因島(いんのしま)が発祥の地とされる「はっさく果汁」、伯方島の「伯方の塩」が入り、酒所の東広島市の銘水で作られたという、地域の魅力をふんだん加えた「レモン&はっさくサイダー」は、ご当地サイダーの典型であったし、山陽新幹線の車内販売で買えた「広島レモンサイダー」は売り切れの時さえあった。これは、湯�・広島県知事の「広島レモン1個1個が広島の宝物」という思いから開発されたという。全日本空輸の機内メニューにも採用された。

 

大阪市内のコンビニエンスストアへ入れば「JAわかやま 生姜丸しぼりジンジャーエール」が販売され、売り切れのことも。

これも同社の機内メニューで提供されるなど、至る所でご当地サイダーに出会う機会があり、ビジネスマンらの喉を潤してくれた。

 

 

 

和歌山のご当地サイダーといえば、「熊野サイダーうめみかん(田辺市)」「熊野しそサイダー(田辺市)」「ゆあさいだー(湯浅町)」などがある。

秋冬にかけては体を温め、風邪予防になるような、趣向を凝らした「ご当地ホットドリンク」なるものが販売されるのだろうか。

果実王国和歌山ならではの商品が企画、全国へ流通されることを期待したい。

 

(次田尚弘/広島)

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