日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

マウス用アームレスト、衝動買い!

2009-07-05 13:09:19 | Weblog
昨日は、株トレードの趣味をもう少し広げようと、PC環境強化のために秋葉原へ散策。

秋葉原駅近くのPC-NETというお店でお目当てのDynabook ss s30が3台限定で、2万4800円だったので買いに行ったのですが、先着ギリギリで間に合ったはずの僕の注文を、なんと店員のミスで他の客に売ってしまったのです。

「えー、何でだよ!」と、がっかりした様子を見せると、「お客様にはもう一台特別にお出しします」と僕にこっそり耳打ちし、常設コーナーにあった同タイプの3万5千円の値札を廃棄して同じ価格で用意してくれました(笑) 内心大したものだと感心したのですが、こういうミスした後の上手な対応というのは、客の評価を何倍にも上げられるように思います。秋葉原の中古ショップで、もっとも勢いのある店だという理由が判りました。

まあ、ハッキリいってこれが2万円台というのは超格安です。

このノートPCはCPUが超低電圧のCore Solo U1300というものを使用しておりパソコンは静かでほとんど発熱が感じられません。大容量バッテリーで13,5時間駆動し、70cmの高さから落下させても壊れない、指紋認証によるセキュリティや、耐水性などにも優れています。cpuは少し遅いかも知れませんが、僕の使い方だと十分なスペックです。B5ノートなのにキーボードも大きくて使いやすいです。発売当時は25万円もした商品ですから、EeePCなどの安物ネットブックなんて使ってられないです。

まあ、僕が何をやりたかったかと言うと、デイトレーダーがパソコンとモニターを何台も並べて仕事をしている意味が最近ようやく判ってきたので、あの真似をやてみたくなったわけです。あれは、1台は株価の値動きを見てすぐに売買できるようにハイパーSBIやマーケットスピードなどの高速トレードソフトで登録銘柄を常時表示させ、もう一台はir検索や掲示板の情報収集などに使い、もう一台はダウ先物情報や、日経株価、ドル相場などを常時表示しておくみたいな。

普通にやれば、50万円~100万円のお金がかかると思いますが、今回の投資金額は3万円程度。メインマシンは、過去に5千円と8千円で買った中古のデスクトップ(笑)

「出社が楽しい経済学」で習った機会費用の考え方を取り入れて、あるものを最大限有効利用することにしました。

ところが、無駄遣いをしてはいけないと思いつつ、一目ぼれして思わず買ってしまいましたのが、写真のマウス用アームレスト。金属製で、ガンダムのように関節がいくつもあり、エヴァンゲリオンの操縦席にでも座ったかのような気分になれます。値段は6500円なり。

まあ衝動買いというほどではなく、自宅にあった古いパソコンデスクが、マウスの置く場所がうまく取れなかったで困っていたのですが、想像以上にグレードがあがって、とても喜んでいます。

本当は、東プレの高級キーボードが死ぬほど欲しいのですが、株でコンスタントに儲かるまで我慢我慢です。

100年に一度の大不況とは、

2009-07-01 00:01:23 | Weblog
マスコミは国民が貧乏になっていることを、隠さずに放送するべきです。

先日の朝生の湯浅誠さんの話では、上野公園で炊き出しに来ている人が昨年末の500人から1000人に増えているとのことでした。

ちまたでは、正社員から失業した人たちが急場しのぎのために、パートやアルバイトの仕事に割り込んできて、主婦達の仕事の奪い合いが起きているそうです。

ハローワークでは、検索用の端末に並ぶだけで4時間~5時間待ち。IDをもらえば自宅で検索できるのですが、パソコンを持っていない人も多いようです。

過去最大のGDP下げ率、過去最低の有効求人倍率、そんな数値が目に見えてきています。今の経済は、生き地獄なのです。

昨年のリーマンショックの株価下落率は、1987年に起こったブラックマンデーの比ではありません。100年に一度の大不況といううたい文句は、決して大げさではないのです。

日本の政治は不安定で、株価がなかなか上昇気流に乗りません。景気対策の方向性だけが合っている麻生経済対策では追いつかないのです。封印していた公共事業を解禁し、この数倍の財政出動を行わなければ景気対策になりません。

一方、政権交代した場合、民主党の経済対策は未知数です。民主党の無駄を省く政策では、歳出カットになってかえって不景気を招く可能性の方が高いです。自民と民主が拮抗して、国民新党がキャスティングボートを執れた場合のみ、景気回復は可能となります。

そういう経済背景を見て見ぬ振りをし、散財している皆さんには、
「短い快楽から、長い苦痛を生む」

という、戒めの言葉を送りましょう。

今年は、すっかり節約の話ばかりになりましたが、庶民は、節約して生き延びるしかありません。