日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

さて、解散だ!

2009-07-21 19:21:56 | Weblog
先ほど、麻生氏の演説を聞きましたが、あなどれないです。

麻生氏と中川秀直の仲直りを見て、ふらりと、自民党に投票したくなった方もいるかも知れません(笑)

清和会の反麻生の流れを押しのけて、生き残った麻生氏は凄すぎます。正直、マスゾエとか小池百合子とか、ポピュリズムでごまかそうとする総裁の方が、野党にとっては有利に戦えたでしょう。

麻生氏の消費税増税の考え方は間違っていますが、就任以来の政策は一本筋が通っています。

株価が上がっているので経団連も自民支持で動いてくるでしょうし、マスコミも政府系広告を中心とした広告費が期待できるので、今後は自民の有利になるような放送をしてくると思います。

選挙は蓋を開けてみなければ分からないので、民主党圧勝などという幻想は捨てましょう。

何回も書きますが、歴史上たとえ民主的な国家であれ、政権交代は血みどろの戦いを要します。「地元の自民党議員はいい人なので、彼一人ぐらい当選させてあげてもいいではないか」という甘い気持ちが、自公に過半数を取らせてしまうでしょう。

選挙では、最後まで危機感を持っている政党が勝つのです。楽勝気分が高まると、有権者が投票に行かなくなります。

野党も、よくよく話し合って候補者を立てるべきかどうかを考えないと、小選挙区制では、一人か二人しか当選できないので、野党過半数であっても、すべてが死に票になることもあります。

押しの強い公明党の鉄板票と違って、ボケーっと選挙に挑む人間が多いので、危機感の持ち主としては、現在自公の方が圧倒的に有利です。政治の話がタブーであった友人同士でも、どこどこに投票してくれと、身の回りにもしっかりお願いしましょう。

反自民の人が自分の投票を最大限に生かすには、「選挙区は民主党に、比例区は自分の好きな野党に(僕の場合は国民新党に)」というのがベストでしょう。

まあしかし、今残っている自民党議員の多くは、内心がどうであれ、私たちの生活の安定を、ことごとく破壊した事実は避けられません。小泉改革に賛成した責任をしっかり取ってもらいます。

さて、ワクワクしてきましたよ!