日本のゆくえ

日本の経済と、日本人の精神はどこへ行くのか? 新自由主義社会に反乱を起こし、生き残るためのブログ

ふて寝

2009-07-09 20:32:30 | Weblog
今日は、日経9連敗という株価のだらしなさにトレードを中止して不貞寝しました。

円高なので日銀の為替介入という手段はあるのでしょうが、この国はずっと貿易黒字なので、世界不況の最中の理屈では円高が合っています。この時期に無理やりやると世界中から大批判を喰らうでしょう。

但し輸出企業は、1ドルのレートを94円までは想定しているのでしょうが、今日のように92円台に突入すると大赤字突入です。1円の円高で100億円も利益を失ってしまう企業もあるのですから、事態は深刻。

では、産業の80%を占める内需をどうにかしなければならないのですが、麻生総理の財政出動額は中途半端で、小泉時代からの増税と社会保障費負担増と福祉財政の縮小と公共事業縮小で、庶民の財布はすっかんピンです。自民党は、これを元に戻す法案は殆ど上げていません。

麻生総理は、小泉改革が間違いであったと認められればいいのですが、清和会の神輿に担がれているのでそれができないのです。

まあ円高なのに、東芝やソニーの株価が上がっているのは今までと全く違う動きなのですが、エコポイントなどの財政出動効果が出ているような気がします。このような内需主導が本来は正しいのです。

とかなんとか書いているうちに、一旦トレードは手仕舞いしたいいのではないかと思う今日この頃です(笑)