雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

セラミック

2013-04-14 | 日記

 「無用の長物」という慣用句がある。 有っても、却って無用なものである。 例えば猫爺の台所の中でいえば、セラミック製のピーラー。 よく切れて、気持ちの良いほどスムースに皮が剥ける。 それがどうして無用の長物なのか不思議かも知れないが、じゃがいもの場合、大きくて凸凹の少ないわりと高価なものは買ってこない。 一袋98円で、15個位入った種いものようなものをよく買ってくる。 これをセラミック製のピーラーで皮を剥くと、手指の爪を削るし、指先の皮まで剥いて血だらけになる。 刃が直角にチョンと肌に当たっても血が滲む。 恐いので抽斗に仕舞って、結局使っているのは、セラミックの10分の1位の値段のステンレス製ばかり。 セラミック製の包丁も買って使ってみたが切れすぎて、こちらは刃が軽く肌に当たっても、真っ新の剃刀と同じでザクリと切れる。 不器用者には、ステンレスの刃物が向いているようだ。

 え、何で急にそんな話を書いたか? 今夜の惣菜にと、ピンポン玉くらいのじゃがいもを10個程剥いてきたもので…。


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