ねこらい堂  「おやじマニアの日常」

NEKOのブログです。最近は更新が滞りがちですが気長にお付き合いくださいませ

おやぢマニアの懐古

2009-08-29 03:34:53 | 日々雑感
私が漫画やアニメに本格的に嵌ったのは、
中学生の頃。

漫画やアニメに嵌ったというより
「ヤマト」に嵌ったという方が正しいかもしれません。

高校は一応進学校だったので、真面目に高校生活を
送ったのですが

大学に入ってから、煩悩爆発!
同人誌をつくるやら、コミケに出るやらをやってました。

馬鹿を一緒にやる仲間も一杯いました。

第一の関門。
就職です。

一人で食っていくためには、何らかの職を
手につけなければなりません。

「オレは一生XXXX(キャラ名)について行く」とか
「僕は一生同人をやっていく」とか
言っていた方々が、櫛の歯がかけるように足を洗っていく。


仕事をはじめて5年以上経つと、
「そんなバカなこと、いい年してやってらんないよ」
という方が過半になる。

それを悪友のあきみ氏は
「私のからだを、みんな通り過ぎて行ってしまう・・・
と、非常に上手く言い表したことがあります。

だいたい仕事をはじめて10年くらい経つと
結婚やら何やらで生活環境が変わってしまい、

「僕は一生同人をやっていく」と言っていた人が
「そんなバカなこと、まだやってんの?」という風に変わっていくのです。


「へへーん!どうせバカですよー!
 こっちは一生やっていくといったら、本当に一生やるもんね!
 そんだけの覚悟でやってんだよぉ!!」

そんなこんなで、その後も抜けきれずに続け
学校を卒業してン十年(すでに恥ずかしくて言えない)、
こうなってくると、特別天然記念物的な希少種となってきます。

先日も、コミケで購入させて頂いた某同人誌を見ていると
コミックマーケット12(!!)のサークル配置図が載っていたのです。
当然、当時の私たちのサークルも載っています。

「今、現役でサークル続けておられるの、この中で何サークルあるのかなぁ・・・・」

そんな感慨です。

同種の生物が、極めて稀という非常に寂しい状況という、トキみたいな感覚であります

そんなこんな、思えば遠くへ来たもんだ、という感慨でした。


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