名機再び。

　先日再び入院した我が青春のPENTAX LX。今週金曜日にメーカーより帰って参りました。



　とりあえず、作動しなくなって戻ってきたモータードライブの巻き上げを確認。自動巻き上げは直った模様。次に巻き戻しを確認。モードラのモードダイヤルを「R」にセット。そこでたまたまシャッターボタンに触れた所、シャッターが切れて自動巻き上げが作動・・・。

　ん？本来こんな動きだったっけ？？ちょっと悩んでしまいました。何せ、ドラ付けて撮影したのは何年前かも解らないほど遥か昔・・・。

　とりあえず取説を引っ張り出してきて確認しましたが、そんな記事は載っていないみたい。

　仕方が無いので、テストフィルムを入れて動作を確認してみることにしました。古いカメラなので連写モードにはしないで、SINGLEモードで最後までシャッターを切り、巻き戻しにセット。次に、巻き戻しレバーを倒してモーターが巻き戻ししている事を確認しつつ、シャッターボタンを押してみました。

　もし、ここでシャッターが切れるようならば、明らかに故障と言えますが、ボタンを押すと巻き戻しモーターが停止しました。

　ああ、そうそう。確かシャッターボタンを押している間はモーター止まってた！そんな記憶が甦りまして、故障ではないと判断。巻き戻しもカウンター0になる前で止まるなどと言うこともなく、巻き取り出来ました。

　ただ、古い製品なので、修理出す前みたいに巻き戻しが途中で止まる状況にまたなる可能性があるので、きちんとフィルムカウンターの動きを確認して裏蓋を開ける癖を付けたいところです。

　次に、ミラーボックスのテカり。これは直せたら色塗ってくれないかなぁ、とメモ書きして出したのですが、綺麗になっていました。まさかミラーボックス交換？などということはないでしょうけど。（だって、修理の立場からするとかなり面倒な作業です。AF機ではないから、AFセンサーの位置だしは無いですけどね。）

　観ていないとは思いますが、修理担当の方、面倒な作業ありがとうございました～。ちょっとあちこちハマタイトとかはみ出てましたけどね・・・。

　さてさて、戻ってきたのでフィルムを入れてテスト撮影開始です。まぁ、期限がだいぶ前に切れたリバーサルフィルムなので、どんな結果になっているかは何とも言えませんけどね・・・。

　写真で付けているA 50mmマクロですが、おそらく今私が一番使っているレンズです。昔は1本だけ単レンズを選ぶならば、35mmと言ったでしょうが、現在は草花の撮影が多いため、このレンズをあげるでしょうね。

　あまりにも出番が多いせいか、所有しているレンズで最も外装がボロボロです。機材はなるべく綺麗に使いたい主義なのですが、このレンズは塗装がはげて大変な状態です。

　しかしながら、久々にLX。撮影していて楽しいですね。やっぱりマニュアルカメラは速射性にはフルオート機には勝てませんけど、あれこれ考えながら巻き上げレバーを動かし、絞りとシャッタースピードを決めて、構図を確認しつつシャッターを切る。そして撮影結果は現像からあがってこなければ解らない・・・。

　すぐその場で写真の状況が解るデジタルもとても便利で良いですが、現像してみてのお楽しみというのも、ある意味のんびりしていて贅沢な気分と言えなくはないですね。

　最後に、車ネタ。9月29日に室蘭旧フェリーターミナルで行われる、「室蘭クラシックカーコレクション」に、出展の予定です。天候が悪かったり、急用等が入ったらキャンセルになりますが・・・。お近くの人いらっしゃったら遊びに来てください～。