不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

AQUATOWN AB5000でアップグレード。

※2016/02/01 タイトルを変更いたしました。少しはわかりやすくなったでしょうか・・・。


 こんばんは、ちょっと疲れ気味の?nekoです。

 いよいよ北海道神宮祭の季節。と言っても何もないのですけどね・・・。(泣)

 それはさておき、いきなりですが、部屋のトイレがアップグレードしました!


 私の部屋のトイレですが、普通の洋式トイレです。実家のトイレは学生時代から通称ウォ○レット、シャワー付きトイレになってしまったものですから、どうもおしりを洗浄してくれないと違和感があるのですね。慣れというものは恐ろしいものですねぇ。

 そこで、部屋のトイレもどうにかシャワー付きトイレにしたいと思ったのですが、問題は、

ユニットバスだということなのです。

 ユニットバスの場合、中にコンセントは当然ありませんし、湿気が高いため、中の電子部品などに防水処理を施していないとだめらしいので一般のシャワー付きトイレではなく、ホテルなどに設置してある業務用のユニットバス用製品を付けなければならない、ということになるようです。当然金額が高いらしく、7万前後するという話もチラホラ。

 これはあきらめるしかないのか。そう思っていたところ、いろいろ調べるとあるではないですか、価格も安く、電気も使わない製品が!

 そんなわけで、早速購入して、取り付けてみましたよ。私もネットでいろいろ情報を得て作業したわけですが、きっと私の経験も他の人にも役に立つだろうと思ったので、いつもよりちょっと詳しくレポートしていきたいと思いまして、写真も結構用意しましたよ~。

 お約束ですが・・・。

この記事を見て真似した事による事故、損害等は一切当方は責任を負いかねます。あくまでも自己責任で作業してください。




 パッケージはこんな感じ。商品名「AQUATOWN AB5000」。本体価格はだいたい5,000円くらいです。香港のメーカーのようです。



 中身を見てみましょう。本体には、一般的なシャワー付きトイレと違い、フタと便座は付きません。あとは最低限必要なホースや金具が付いています。

 一番の問題は温水をどうやってとるか、なのですよ。冷水はトイレの貯水タンクから分岐すればとれますので、最低でも冬冷たくても我慢すれば、機能する訳です。



 部屋のユニットバスの蛇口はこちら。ここから温水を引っ張ってくることになります。

 そのあたりの話は後ほど、ということで、本体の取り付けと参りましょう。



 バケツやらなにやら写っていますが、取り付け前のトイレはこんな感じですね。



 いきなりですが、便座とふたを外してしまいます。そこは写真無いですけどね・・・。どうやって外すかというと、ふたとトイレ本体を固定しているプラスチック製のナットを回し、ワッシャー類を外すと、便座とふたが取れます。



 ふたを外して残ったトイレ本体です。せっかく外したので隠れていた部分を清掃。

 穴2つあいてますが、そこにふた側に付いているプラスチック製のボルトが通るわけですね。



 AQUATOWN本体をトイレ本体と便座&ふたで挟み、固定してしまいます。

 おそらくAQUATOWN側はふた側のボルトを通すための穴というか、溝があるのですが、ボルトが入る大きさではなく、どうしようかと思いましたが、ボルトを通すための穴が開いている部分は調整出来るように左右にスライドするような構造になっているため、写真のようにその穴(溝?)は使わず、うまく固定してしまいます。

 そんなにがっちり付けなくてもここは力のかかるところではないので、この固定方法でも問題はないでしょう。

 ただ、AQUATOWNの分だけプラスチック製ボルトの長さが必要になり、うちの環境ではゴム製?のワッシャーを1枚抜くことで対応できました。トイレによってはこの方法は使えないかもしれないですので、そうなるとネットなどでボルトの長いものを購入するしかないかもしれません。

 シャワー部ですが、お尻用と女性用の部分と2つのノズルが付いています。電動のシャワー付きトイレですと、1つのノズルをそれぞれの位置に動かしますが、、これは水圧を利用してお尻用、女性用とそれぞれのシャワー部分がニョキッと延びてきます。



 まだ、ホース類は付けていませんが、本体取付後の全体像はこちら。

 ネットを見ると、コントロールダイヤル部が当然出っ張っている関係で、ユニットバスの扉を閉じることが出来ないところもあるようです。うちの場合はギリギリ問題なしでした。よかったよかった。



 さて、次の問題は、写真では解りづらく申し訳ないですが、AQUATOWN本体の厚みがあるため、便座が浮いてしまうわけです。

 うちの場合は手前側は斜めになりながらもトイレ本体に着きますので、使えない訳でも無いですが、腰掛けたときに不安がでますよね。



 そこで、トイレ本体に当たる部分を高くしてあげれば良いわけで、このようなゴムを用意。

 ちなみにこれを買ったときはまだAQUATOWNが届いていなかったため、厚みをどれくらいのものにすれば良いか解らなかったこともあり、中が空洞のクッション性の高いゴムを用意。

 丁度参考にしたサイトにも同じものを使っている方もいらっしゃいましたし。(どこのサイトか忘れました。すみません。検索すれば出てくるかと思いますが・・・。)

 製品が届いて厚みを測ったらおおよそ15mm程度でした。もし実際に作業をしようかと思う方はそれぐらいの厚みのものを用意すれば、おそらく良いでしょう。



 ゴムの足を付けた図。強力タイプの両面テープで固定しています。賃貸なので、接着するわけにはいきませんね。



 横から再度見てみると、かなり高さを稼いだ状態だと言えます。座ってみると、実際のところは解りませんが、追加したゴムの中が空洞のせいで、沈み込むというか、便座がたわむような感覚も。まぁ、このゴムを買ってしまったので、新たに別のものを用意するのはちょっともったいないですしね。



 AQUATOWN側にホースを取り付けます。手前が温水用で、奥が冷水用です。今回混合タイプの水栓なので、水栓側で温度調整をすればいい、というよりもレバー式の混合水栓ではないので、湯沸かし器側の設定で混ぜなくても丁度良い温度になるような使い方を日頃してるので問題なしです。

 そんなことから、多くの先人達と同じように冷水側は使用しない事にしました。よって、短く切ったチューブを取り付けて、タッピングビスで栓をします。



 問題はお湯をどうやって分岐するか、ですよね。完成図は写真のようになりました。

 水栓パイプを取り外して、その間に切り替えコックで分岐する方法をとったわけです。私が購入したのは、三栄水栓のU6-63F-13という製品。若干型番の違う製品もあるのですが、そちらはパッケージがもう少しきちんとしている分だけお値段がちょっとだけ高い以外違いが判らないので、おそらくどちらを使っても問題ないと思います。

 しかしながら、またまたここで問題発生。AQUATOWNが届かないうちに必要と思われる水回り品を購入したのですが、この切り替えコックを水栓パイプの間に取り付けしようとしたところ、微妙に取り付け出来ないのです。

 水回り関連の知識はそんなに無いので、きっと一回り大きいサイズから変換するアダプタを買えば良いのだろう、などと簡単に思っていました。が、どうやらうちの混合水栓は、MYM社製の独自規格サイズらしく、偶然MYM社用17.5mm(W27山20という規格)を標準的な外径16mmのパイプを取り付け出来るアダプタなるものを発見。

 この存在を知らなかったら大変な事になるところでした・・・。しかし、この週末に作業するには通販で取り寄せている時間は無い!近所のホームセンターに売っているのだろうか??という不安を抱えつつ、とりあえず一番の近場に行ってみたところ、ありましたよ!在庫1つだけでしたけれど。

 このアダプタがあれば鬼に金棒、のはず!あとは使えなくなる水栓パイプも必要です。

 そこで1つ問題なのは、洗面台と水栓の高さ。切り替えコックと、アダプタが加わるため、パイプの取付位置がかなり下がるわけです。

 洗面台に干渉する可能性がある・・・。最初はスワン型パイプを買えば問題なし程度に思っていたのですが、パイプの取付部からパイプの曲がり具合によっても、洗面台に当たってしまうのでは??

 そこまで想定していなかったのでどうしようか・・・。スワン型は結構曲がる部分に余裕がなさそうな気がします。

 店頭で他にないか物色したところ、値段も安く行けそうな製品が。それは写真の通り、Z型パイプというもの。

 実際取り付けてみると、スワン型でも行けそうな気がしますが、私の場合洗面台に洗濯石けんを置いているので、そこには当たってしまったかもしれません。このZ型パイプだと石けんを避ける形で首が動くので、この選択は正解ですね。

 これでパイプ取り付けまで完了。つぎはコックの横の部分に、AQUATOWNに付属していたチューブを取り付ける部品を固定します。

 もう一つこの場合必要なものは、先ほど取り付けた部品(名称は解らないですが、AQUATOWNと繋ぐ細いホースを付けるための部品)にフタを付けなければなりません。

 そこで、キャップナットという製品も用意。私が購入したのは三栄水栓のB41A-24-13という製品です。

 後はAQUATOWN付属の細いチューブを温水側と切り替えコック側に取り付けた部品と接続です。



 完成図がこちら。まだ、チューブを見栄え良くまとめてませんが・・・。(汗)

 丁度洗濯しようと思っていた便座カバーも交換しました。カバーを付けるときに注意が必要なのは、便座裏に付けたゴムが取れないように慎重に付ける必要があります。

 最初慌てて作業して、ゴムが剥がれて無情にもトイレの中に落下・・・。まぁ、トイレ掃除した後だったので汚くはなかったですけれど、良い気分ではありませんよね。

 実際に動くところをご覧に入れたかったのですが、水圧で作動する関係上、動かしちゃうともれなく水が出てきまして、自分にかかってしまいます。もちろん良い気分ではありませんね。(笑)

 最後に使い心地の確認です。まず、混合水栓本体の切り替えコックは水栓パイプから水が出るようにしておきます。

 次に、増設した切り替えコックはトイレ側に切り替えます。お湯の蛇口といいますか、栓を開きます。

 実際に座って用を足すわけですが、ガス湯沸かしで温水が出てくるまでにどうしてもタイムラグがでますので、用を足している最中はAQUATOWN側を本体洗浄モードにダイヤルを切り替え、水圧ダイヤルを回して、少し水を出した状態で待機します。

 用が済んだらいよいよお尻の洗浄です。水圧ダイヤルを回して一度水を止め、モードダイヤルをお尻側にセット。そして再び水圧ダイヤルを回していきお尻に水が当たるようになったらそこでダイヤルを回すのをやめまして、後は自分のお尻を前後させ、適切な位置にします。

 うん、すばらしい。きちんと機能しますよ。これ考えた人良い仕事してますねぇ。

 これでまた一歩快適な生活が送れるようになりました。かなり満足度高いですよ。

 ちなみに、今回かかった費用はおおよそ1万円程度。ただし必要な工具は除きます。普通のシャワー付きトイレと比べて、便座を暖める機能はありませんが、それ以外は下のグレードとほぼ同等のことが出来ますので、自分で出来る方はお買い得ではないでしょうか。
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