不定期日記ーねこ窓出張所(Ver.2)

smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRを使って感じたこと。

 nekoです。今晩は。

 突然ですが、たまには機材のお話でも。と、書き始めたのは1月初旬。下書きしてそのままでした。理由はあとで書きますが、とりあえず行ってみましょう~。



 smc PENTAX DA 18-135mm F3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。PENTAX K-7に付けてみたところはこんな感じ。

 そもそもこのレンズを買おうか買わないかは結構悩んでいました。というのも、今更APS-C専用レンズを増やしても、と思っていたからです。

 PENTAX K-1 markIIを使うとなると、フルサイズ対応のレンズを優先するべきなわけです。APS-Cの場合、標準ズームと広角側のレンズが有れば、後はフルサイズのものが有れば使い回せますよね。

 ただ、自転車に乗る時の機材としては、35mmフルサイズはかさばるので、そこは昔から馴染みのAPS-Cを使う事が多いわけで、レンズをどうするか問題に直面するわけです。

 今まではsmc PENTAX DA Star 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDMを使う事が多かったですが、これもかさばる。描写は癖があるとはいえ、腐ってもStarレンズ。良い写りするんですよね。でももっと軽くてコンパクトなレンズが有ると良いなぁ、というわけです。

 いくつかの候補はありましたが、今回紹介する18-135が現行レンズですし、中古でも安く手に入る、ということでそのうち考えようと思っていたところに、丁度出物で安価の割には綺麗な物を見つけたので、思わず購入してしまったのでした。まだ買う予定では無かったのですけどね…。

 

 まずは外観比較。我が家にある標準ズーム3本で比較してみました。(背景がシワだらけなのは堪忍。)

 左からsmc PENTAX DA Star 16-50mm F2.8 ED AL [IF] SDM、smc PENTAX DA 16-45mm F4.0 ED AL、そしてsmc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WRです。

 HDコーティングのレンズがひとつも無いのが何だかなぁ、という感じですけど。

 Star16-50は、大きいのは仕方が無いとして、我が家で最も古いデジタル専用レンズである16-45が、全くコンパクトでは無いんですよね。全域F4.0で、寄れるレンズということでかなり重宝したので手放さず置いてますが…。

 こうしてみると、7.5倍である18-135がコンパクトです。F値がちょっと暗いのは、普及型高倍率ズームだから仕方が無いかな、とは思いますが、距離環が無くなってしまったのが非常に不満。
 しかも、バリフォーカルレンズなので、私たち学生時代に当たり前だった、テレ端でピント合わせてワイドで使うとかいうことが出来ないのですよ。今時の他社も皆バリフォーカルレンズなのでしょうけどね…。



 一番伸びる状態での比較です。一番倍率の低い16-45が若干短いですが、一番倍率高い18-135も健闘してますね。Star16-50が一番長くなります。まぁ、このレンズはStarですから良いんです。

 今回DCモーター内蔵のレンズは初めて所有しましたが、速くはないでしょうが、実用的に問題は無いかな、という個人的意見です。
 Star16-50のSDMが故障率高くて、現在故障しており、ゴニョゴニョしてカプラーAF仕様に現状しております。このSDMも爆速かというとそんなことは無かったです。ただ、音が静かで、スーッとピントが合うのは最初感動しました。でも2度も故障したので、どうして改良されなかったのかが不満です。

 余談ですが、新型16-50はPLMなので、速さは改善されたようで、耐久性はよく知りませんが、旧型ほど故障は少ないでしょう。でも値段は高いし、距離環付いていないのが不満で、未だに入れ替えはしていません。旧型がそんなに不満かというと、そうでもないので。

 話は脱線しましたが、ちょっと気になるのが、若干ピントリングがAF使用時動こうとする時があります。クイックシフトフォーカスの構造的なモノなのか、個体の問題なのか、良く解りませんが。

 重さは公称値405g、16-45が365g、旧Star16-50が565gということで、旧Star16-50より160g軽いですし、高倍率ズームと思えばこんなもんですね。

 気になる描写ですが、確かに広角側の周辺が甘い、というのは良く聞く通りですね。中央部はキットレンズと思えば優秀です。なので、うーん…キットレンズだからね、で終わってしまうのかなぁ。でも聞いていたほど、周辺も悪くない気はします。スナップで使うことが多いレンズにはなりますが、そんな用途であればという感じですね。

 パープルフリンジは出ます。被写体によっては目立つことはありますが、まぁ、加工すればどうにでも、という感じですかね。MX-1みたいには発生しないのでかわいいモノです。標準的かどうなのかは、私が使ってるレンズは古いレンズが多いので、普通にパープリン出るので気にしてません。出ないに越したことはないですが。

 逆光での描写はsmcコーティングですが、そこそこ強い印象。そりゃぁ、旧Star16-50が弱すぎるということはありますからね。

 ここから作例、といいますか適当写真を並べていきます。記事書くのを忘れていた、というか、遅くなったのはあまり撮影する暇が無かったからでした。2月10日に軽く撮影出来ました。















 流石に*ist-Dでは、ボディ内モーターに対応していないレンズなのでMF専用&バリフォーカルなのでちょっと不便ですが、作例で使ったK-3 MarkIIIでは、ストレスなく使えます。本当は16mmスタートだったら良かったのですけどね。

 最短撮影距離は0.4mなので、テレ側135mmということを考えるとそこそこ大きく写せますね。冬なので花咲いてませんから、そういう時期が来たらまた撮影してみようかな。

 買うか買わないか悩んでいたレンズですが、結果買って良かったと思います。距離計がないのと、16mmスタートでは無いことが不満ですが(まだ言うか)描写も硬すぎず甘すぎず、35mm換算で28-200mm相当と考えると、これ1本で用が足りることが多いです。荷物のもてない旅行や自転車移動なんかのときは重宝しそうです。そして簡易防滴という辺りもかなり魅力的です。

 1本で済ませようと思えば、生産終了してしまいましたが18-270mm辺りと悩んでいたのですが、クイックシフトフォーカスと防滴機構を取るか、テレ側の長さを取るかですね。私は前者を取ってこのレンズにしました。

 一応、HD AFテレコンも使えるし。描写は保証しませんが。今度試して見ようかしら。

 望遠撮影でF Star 250-600mmF5.6を使うときも、これ1本バックアップで持っていれば、まぁ何とかなるかもしれません。そう考えると、メインでD FA150-450mm使っている人辺りは、これカバンに入れておけば良いのでは無いでしょうか。

 フルサイズ対応で、この辺りの焦点距離が有ればね…。28-105mmだともう一声ですし、かといってフィルム時代の28-200mmはちょっと…ですしね。

 以上、久々に機材紹介、というよりきちんとレビュー書いたの初めて??まぁ良いや。また気が向いたら他のレンズ等もきちんとしたレビュー書くかもしれません。リクエスト合ったら優先的にやるかも。持ってるレンズ偏ってますけどね。

 それではまたお会いしましょう。
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