気がつけばすでに2月の後半・・・。ついにPENTAXのフルサイズデジタル一眼レフが発表になったりと、色々ありましたが、今後はいかに。
さて、フルサイズのお話はまた別の機会として、PENTAX MX-1を修理に出しておりまして、戻ってきたのは2月10日。
普段プログラムで取る事が多いのですが、たまたま仕事で被写界深度を稼がなければならなくて、最小絞りまで絞ったところ、黒い点が映り込みまして・・・。
センサーゴミだね・・・。
機種によっては後の基盤外せばセンサーを外せたりするので、そんなに難しい作業では無かったりするし、工賃のみでいけるのではないかな。
と思ったのですが・・・・。
レンズブロック交換で17280円だと!?
コンデジでセンサーゴミの場合、PENTAXさんではレンズブロック交換で対応だそうです。いやはや・・・。
MX-1のジャンルが高級コンパクトカメラなので、買うよりは安いですが、普及型コンパクトカメラが普通に買えてしまうのですよ。一番下のクラスだったら実販1万切ったりするしね。
でも、MX-1の写りは気に入っているし、もうPENTAXブランド最期のコンパクトデジカメに現状なっているし、(社名にPENTAXが入るのもこれが最後だしね。)代替機が存在しない。
一瞬PENTAX Q-S1あたりにしてしまおうかとも思いましたが、レンズ交換が出来るメリットがあるものの、普段持ち歩くにはレンズが出っ張ってしまい、かさばるので、それだったら普通にK-3にDA18-50 REを付けた方が、などと思ったり。話が本筋からずれていく私・・・。
そんなわけで、高いですが修理に出した次第です。
MX-1といえば、やっぱり本家MXですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/71/b55d833055b658d4ded371f8424735a0.jpg)
MXは好きなカメラだったのですが、あまり縁のないカメラでした。当時から程度の悪い機体が多かったのですよね。この個体も落下品だったため、ひどかったです。
でも当時、一応使えるレベルまで直しました。しかし、別の機種のミラーを移植しているので、サイズがちょっと小さいのです。それによるミラー切れなどは起こっていないようなのですが、どうもファインダーが他のPENTAXのカメラと比べて見づらい気が。
札幌ではあまり中古でお目にかからない機種だったため、ほかの個体と比較できないので、ピントのつかみにくさがこの個体の問題なのか、こんなものなのかが良く解らないですね。
MXの最大の特徴はコンパクトさとシステム拡張性。PENTAXのカメラでは初めてユーザー自身がフォーカシングスクリーンを交換できるようにしたカメラだったと思います。
モータードライブもPENTAXでは初めて秒間約5コマ達成。ちなみに私はモータードライブMXの実物見た事無いですけどね。
写真のはワインダーMX。とにかく動作音がうるさいです。MXの頼りないシャッター音とは異次元の雄叫び上げながら巻き上がります。(笑)
当時は速射性向上と握りやすさ向上のため、自動巻き上げ装置は重宝されましたが、今はフィルムカメラを使うのは、じっくり1枚を撮ることを楽しむ訳ですから、需要は少ないのかもしれませんね。
私はボディのみのデザインも好きですが、分離合体倶楽部なので、自動巻き上げ装置のついたカメラの姿は大好きなんですけどね~。