リッスン・トゥ・ハー

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ことばは三角こころは四角/ワルツを踊れ

2007-11-30 | 若者的図鑑
19枚目のシングルはワルツを踊れからのシングルカットで映画の主題歌になりましたレイハラカミさんが音楽を担当した天然コケッコー。

グッドミュージックバンドたる所以のイントロが耳に残ります。

くるりの音楽は、少し遅くても少し早くてもいけない、わたしたち世代のど真ん中を走っているから、音楽とかそういうものを越えて大切なものなのです。なくてはならないものなのです。

ゆずを否定するわけではないですよ、夏色なんて絶対に越えられない永遠の名曲ですし、圧倒的な支持を得ている理由はありますし。いつまでもみずみずしい。誰にも真似なんてできない。

ゆずは若い。いつまでも。

曲構成とか、歌詞とか、歌声とか、そういうものすべてが高校生ぐらいの青春に入りかけた頃にぐんぐんと届いてくるのですが、大人になればなるほどに、その若さについていけなくなるところがあります。わたしにとってはね。

しかしですよ、くるりは、最初は若かった。
どうしようもない、未熟さがあった。

それがどうです今、くるりは上品な質、誰が聞いても納得できる質。それは悪いのかいいのか分かりませんが。変化するという凄さです。変化しない凄さもありえるんすけど、くるりの場合は変化の凄さに戦慄したわたしは、アスパラのベーコン巻を齧りながら唸るのです。

映画、見てみたいものです。
ジョゼはなかなか良かったしね。
くるりの音楽はそれ相当な青春です、永遠の青春じゃなーい。じゃなーい。
それぞれのその後にぴったりくる。


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