リッスン・トゥ・ハー

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my sunrise/坩堝の電圧/くるり

2014-03-21 | 若者的図鑑

太陽みたいに、温かい歌です。温かいといっても局所的な温かさでなく、全体がほんわりと温かい、春かな、この陽気は春の訪れなのかな、とふと空を見上げ、吹いている風の匂い、微かな音を感じている。ほら、もぐらが土を掘り進み、冬眠している動物を見つけて起こす寸劇がいまにはじまることでしょうよ。

あくまでも軽やかに、けれど確かな存在感を感じるメロディにのせて、おしとやかに歌います。誰にも春はやってくるよ、分け隔てなくね。春が来たら踊ればいい。リズムにあわせて踊り出せばいい。簡単だ。そこにルールなんてないし、手足を動かせばいい、手をつなぎ引けばいい。それがステップになり、躍りは続くだろう。

歌詞の意味なんて考えなくていいんです。ほんとは踊ればそれでいい。そんな音楽は偉大です。実に偉大です。その可能性を感じる歌がありがす。

もぐらはやがて地上に現れ、そのまぶしさに思わずさけぶでしょう、マイサンシャイン!お前はいつから、この世界をてらしているのか。知らない。知りたくもない。



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