お天気がいいお休みの日は、せっせとお散歩に出かけます。
でも同じ場所ばかりだったらちょっと面白くない。
そうだ、いつもの山科川、下流の方に行ってみましょうか。
おや、下に降りる階段がありますね。
釣り道具を持って歩いている人もいます。
私も行ってみることにしました。
おや、いきなりキセキレイが水辺をちょこちょこ。
遠目にはなにもなさそうな水路ですが意外といけてるかも・・・
こんな感じの場所です。普通は、上の道を歩きます。
コンクリートの隙間にあのヒロハフウリンホオズキ(熱帯アメリカ原産、ナス科)が沢山!
まだ青々しているので、食べられそうもありません。
こんどは懐かしい実をみつけました。
子供の頃によく友達に投げて引っ付け合いをしたオオオナモミ(北米原産、キク科)。
こんなところに生えていました。
よく見ると、棘の先が少し曲がって、突き刺さったら抜けにくくなっています。
でもこの棘は痛くないので、許す。
わっ、お隣にはよりやっかいな引っ付き虫が・・・
コセンダングサ(北米原産、キク科)の実です。
こちらは見ての通り、実の先がいくつかに裂けています。
これがいったん服などに刺さると容易には抜けません。
少し先に行くと、白い花が咲いていました。
コシロノセンダングサ(北米原産、キク科)。シロノセンダングサ、シロバナセンダングサとも・・・
こうやって見ると、まるで白いコスモスのようですね。
あ、鳥が飛んできて前方の木の上に止まりました。
思いっきり望遠で撮ってみたら・・・ジョウビタキの雌ではないですか!
お帰りなさい。
ここを歩く人は少ないので、警戒心があまりなく、ゆっくりと写真が撮れました。
そろそろ宇治川との合流地点です。
この辺りまで来ると、ノゲイトウ(熱帯アジア原産、ヒユ科)が群生。
気持ちよく吸蜜中のツマグロヒョウモンくん。
宇治川合流地点で下の道は行き止まりです。
上の道にもどって観月橋駅まで歩きました。右手に見えるのは古くからある旅館です。
左側に小さく見えているのが観月橋。
桜の紅葉が始まっていました。
改めて並べてみると、植物はほとんど外来種ですね。
ジョビ子ちゃんが止まっていたナンキンハゼも外来種です。
やっぱり山科川はどこまで行っても外来種天国ですね~
で、帰ってから見たら、ズボンに引っ付き虫が沢山くっついていたというのは余談です。
【撮影:2020/11/3 京都市】