浄瑠璃寺の次はやっぱり岩船寺でしょう。
関西花の寺にも浄瑠璃寺とともに選ばれていて、四季折々の花が楽しめるところです。
当然今の時期は紅葉・・・かな~
浄瑠璃寺から石仏の道をのんびりと歩き、岩船寺へ。
山門です。
右手に大きなカエデがあり美しく紅葉していました。
葉が小さいのでイロハモミジでしょうか。
完全に真っ赤にはなっていないので、黄色い部分がまるで明りが点ったよう・・・
緑の葉もアクセント。
岩船寺の中も期待できるかな~ということで、石段を上がって中へ。
山門を見上げると見事な紅葉が・・・と思いきや。
レースのような青もみじでした~(笑)
気を取り直して中へ・・・
三重塔のある光景。やはり紅葉はまだまだでしたね。
岩船寺はなんといってもアジサイで有名なお寺。6月頃に行ったらこんな光景が・・・
(以前撮った写真です)
最初に本堂にお参り。ご本尊の阿弥陀如来に手を合わせ、他の拝観者とともに、お住職さんの説明を伺います。
この時期は秘仏や寺宝なども特別公開されており、見ごたえがあります。
次に、塔の前の池の周りを通って塔の近くまで。
去年も同じ時期に行ったのですが、その時綺麗に咲いていたサザンカ。今年はこれだけ。
でも塔の内陣が公開されており、今年も拝観することができました。
「来迎壁」というそうです。
反対側は、不動明王。
花はありませんが、塔の周りには、黄色いセンリョウと、赤いセンリョウが。
この後、鐘楼で鐘を突かせていただいて戻る途中、なんとツルアリドオシが返り咲いているのに出会いました!
ちゃんと二個一。毛深いです。
今の時期は、この実なんですけどね~ちょっとラッキーかも。
さらに進むと、小さい鳥居が見えてきます。
これまで行ったことがありませんでしたが、ちょと惹かれるものがあり行ってみました。
こちらは歓喜天を祀るお堂で、商売繁昌・招福・結縁を願う人々の依りどころとなっているそうです。
ん?今気づきましたが、歓喜天は仏教系の方ですよね。なぜに鳥居が・・・
さて、ここをお参りした後帰ろうと思った時「貝吹岩」という道標を見つけました。
貝吹岩?
ちょっと興味を持ち、行ってみることにしました。
整備された山道をどんどん入っていきます。
上って、上って、上って・・・思ったよりキツイ!と思っていたらやっと着きました。
いい景色! 下に見えている光景は、南山城だそうです。
それもそのはず、この場所は当尾の山では一番高い処だそうです。
そして貝吹岩はこちら。
一瞬、二枚貝の形をした岩だからかと思いましたが、説明板によると・・・
「その昔、ここご本陣山に39の坊舎があったとき、一山の僧を集めるためにこの岩の上に立って
法螺貝を吹いた場所と伝えられている」とのこと。
なるほど~
ということで、せっせと元の道をたどって降りてきました。
最後にまた山門を出たところにある真っ赤なモミジを眺めて再び石仏の道へ・・・
何度見ても飽きませんね~
岩船寺の説明は以前のブログでしているので今回は省略。
明日は、石仏の道の様子をささっとご紹介しますね~
【撮影:2020/11/14 木津川市岩船寺】