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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

寒さに負けない!マルバルコウとヒルガオ科の仲間たち

2020-11-15 06:01:20 | 植物

ある霧の朝、いつものお散歩コースを歩いていると、目に入った光景は・・・



おー、まだマルバルコウが咲いているではありませんか。葉が少し紅葉していい感じです。
さらに進むと、な、なんと! 見たことがないほど沢山のマルバルコウが一面広がっていました。


霧に濡れて少し湿っていますが、フレッシュな花。


あまりの数に、シャッターを押し続け・・・
 

それでもこの広がりと美しさをお伝え出来ません。


マルバルコウは北米原産の帰化植物。本州中部以南に分布し、年々勢力を増しています。
環境に対する適応力が強く、環境省の侵入生物データベースには花期は7~10月とありますが、11月でも超元気。
こんな感じで延々と広がっていました。



この付近にはマルバルコウの他にも、ヒルガオ科サツマイモ属たちが・・・
まず目につくのがこちら。ノアサガオです。



盛夏には花がありませんでしたが、最近花の数が増えています。
色もグラデーションに磨きがかかり、美しいです。


道端で見つけたこちら、遠目で一瞬リンドウと間違えてしまいました。。
こちらは葉に切れ込みのない、マルバアメリカアサガオです。
通勤路の株はとっくに草刈りされてしまいましたが、自然の中でのびのび・・・
青みが強いタイプのようです。


ここにはありませんでしたが、同じ日の午後別の場所で見たアメリカアサガオです。
葉に切れ込みがあるのがお分かりでしょうか。
見ての通り、後ろの方に沢山の花がまだ咲いています。
こちらは江戸時代に観賞用に日本にやってきた帰化植物。普通のアサガオによく似ていますね。


そして、忘れてはならないマメアサガオ。
こちらはすっかり種になったと思っていたら、踏切の近くにまだ咲いていました。
寒くなると、花があまり開かず、筒状に見えます。


葉が赤みがかって、晩秋の風情ですね~


普通は9月初めから10月に咲く花ですが、今年はやっぱり少しいつもと違いますね~


最後にオマケ。
マルバルコウを見に行った朝は、すごい霧。少し先も見えません。



セイバンモロコシに水滴がついて綺麗でした。



             

霧の朝もいいですね~


【撮影:2020/11/8  宇治市】


コメント (8)
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