ある霧の朝、いつものお散歩コースを歩いていると、目に入った光景は・・・
おー、まだマルバルコウが咲いているではありませんか。葉が少し紅葉していい感じです。
さらに進むと、な、なんと! 見たことがないほど沢山のマルバルコウが一面広がっていました。
霧に濡れて少し湿っていますが、フレッシュな花。
あまりの数に、シャッターを押し続け・・・
それでもこの広がりと美しさをお伝え出来ません。
マルバルコウは北米原産の帰化植物。本州中部以南に分布し、年々勢力を増しています。
環境に対する適応力が強く、環境省の侵入生物データベースには花期は7~10月とありますが、11月でも超元気。
こんな感じで延々と広がっていました。
この付近にはマルバルコウの他にも、ヒルガオ科サツマイモ属たちが・・・
まず目につくのがこちら。ノアサガオです。
盛夏には花がありませんでしたが、最近花の数が増えています。
色もグラデーションに磨きがかかり、美しいです。
道端で見つけたこちら、遠目で一瞬リンドウと間違えてしまいました。。
こちらは葉に切れ込みのない、マルバアメリカアサガオです。
通勤路の株はとっくに草刈りされてしまいましたが、自然の中でのびのび・・・
青みが強いタイプのようです。
ここにはありませんでしたが、同じ日の午後別の場所で見たアメリカアサガオです。
葉に切れ込みがあるのがお分かりでしょうか。
見ての通り、後ろの方に沢山の花がまだ咲いています。
こちらは江戸時代に観賞用に日本にやってきた帰化植物。普通のアサガオによく似ていますね。
そして、忘れてはならないマメアサガオ。
こちらはすっかり種になったと思っていたら、踏切の近くにまだ咲いていました。
寒くなると、花があまり開かず、筒状に見えます。
葉が赤みがかって、晩秋の風情ですね~
普通は9月初めから10月に咲く花ですが、今年はやっぱり少しいつもと違いますね~
最後にオマケ。
マルバルコウを見に行った朝は、すごい霧。少し先も見えません。
セイバンモロコシに水滴がついて綺麗でした。
霧の朝もいいですね~
【撮影:2020/11/8 宇治市】