さて、そんなに見たかったその花とは・・・
そう、この花、人が振り返ってみるというミカエリソウ(シソ科テンニンソウ属)
シソ科でよくある下から咲き上る花・・・ということは、もう終点?
あちゃー、ビックリするくらいの株数があるのに、ほぼ全部、この写真のように花穂は枯れ枯れ。
目を皿のように探して少しでも赤い蕊を見つけようと頑張りました。
み、みじめな姿・・・
それでもわずかに赤い蕊を残した花がぽつぽつ・・・
いらっしゃい!
本当はもっと綺麗なのよ~
すごく沢山あったので有難味が薄れがちですが、ミカエリソウはれっきとした日本固有種。
草のように見えますが、落葉低木です。
長野県と、愛知~岡山の林縁に自生するとのことで、意外とラッキーだったのかも・・・
それにしても、葉がボロボロなのはなぜ?
調べてみたら、スギタニアオケンモンという名前のガの幼虫が食べてこんな風にしてしまうようです。
そのスギタニアオケンモン、緑地に茶色の稲妻模様がはいって結構綺麗なガのように見えます(ネット画像ですが)。
これだけ食べるのですから、森にいても良さそうなのに、見たことないです。
ね、ひどいでしょ。
ということで、投稿するにはちょっと・・・の写真ばかりですみません。
来年はちゃんとタイミング見計らって見に行きたいと思います。
【撮影:2020/11/1 宇治田原】