6月ももう終わりですね~
一年の半分が終わる6月30日には、全国の神社で夏越の祓が行われます。
特に今年はコロナ禍に翻弄された半年でしたので、そうだ、城南宮の茅の輪をくぐって厄除けしよう!
と朝のお散歩を急きょ参拝に変更しました。
先走りましたが、京都伏見の鳥羽にある城南宮は、厄除けで有名な神社です。
場所は名神高速京都南インターを降りてすぐのとても分かりやすい場所にあります。
白河天皇の鳥羽離宮跡地もすぐ近くにあり、なかなか歴史のあるところです。
時間が早かったので参道を行く人もポツポツ。
手水舎で手を清めてから朱塗りの鳥居をくぐり・・
トップの写真の茅の輪をくぐって本殿に参拝です。
この茅の輪、4年前にもくぐったことがありましたが、その時は、複雑なくぐり方の指示がありました。
今回は混雑をさけるためか、普通にくぐって参拝です。
ここをくぐると、「千歳の命伸ぶ」そうです。
参拝が終わったら、お楽しみのお庭の散策です。
ここには曲水の宴で有名な洛水苑という神苑があり、平安から桃山までのお庭を拝見することができます。
今の時期は入り口で白い人型をいただき、それで体を左、右と撫でた後、息を3回吹きかけて苑内の小川に流します。
もちろん、私も・・・
(小川に巫女さんがいらして、撮りにくかったので、証拠写真はナシです)
この人型の祓の場所までは無料で入ることができます。
(その先は有料です)
もちろん私はその先へ・・・お花は少なかったですが、人も少ないのでのんびりとお庭を楽しめました。
別名、源氏物語花の庭と呼ばれるだけあって、当時のゆかりの花を色々と見ることができます。
まずは作者の紫式部に敬意を表して、ムラサキシキブです。
一番咲いていたカワラナデシコ。
エビヅル(ブドウ科)
この辺りは夏草の小径なんだそうです。
ツユクサ・・・これは自分としては庶民的な感じが・・・
でもきちんと植えられていると綺麗ですね。
セリの花です。今頃に咲くのですね。
ホオズキの花と青い実。花は少し下向きに咲いています。
葉が虫食いだらけ・・・
竹林の間を行きます。
右手には綺麗な苔むす丘が広がっています。
下草のジャノヒゲ、どれも蕾が付いていました。
本殿の裏手を通るあたりに青い実のなる大きな木がありました。
カジノキ(クワ科コウゾ属)です。
しばらくすると、真っ赤に熟して下に落ちてきます。
では次のエリア、平安の庭に向かいます。
【撮影:2020/6/27 京都市伏見区城南宮】