なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

白い花たちとの出会い~宇治川bi-weekly散歩200606(後編)

2020-06-18 05:18:45 | 植物

会いたかった花に会えて超満足・・その上、まだこんな沢山の出会いがありました。

やっと、やっと咲いてた!!
クマノミズキ(ミズキ科ミズキ属)です。
ミズキに似ていますが、ミズキは葉が互生、クマノミズキは対生なのが決定的な違い。
これは対生なのでクマさんですね。


花のアップ。ハナムグリ(?)が潜り込んでいますね。花もミズキによく似ています。


川に枝が差し掛かる光景がお気に入りです。


お次は、まず匂いで気づく、トウネズミモチ(モクセイ科イボタノキ属)の花。
濃い独特の香りで、いい匂いと思うかどうかは微妙。
ここの木はかなりの高木で、ちょうど咲き始めの純白の花が見られました。
これは運がいい方で、すぐに一部黄色くなり、虫がたかって・・・という状態になります。
中国原産、公害に強いことから道路沿いや公園に植えられ、それが今や鳥の糞とともに全国各地へ・・・
でもネズミの糞に例えられる黒い実、女貞子と呼ばれる生薬で、強壮に用いられるそうですよ。
ちなみに、わが家にも知らない間に4,5本生えてきています。


同じく香りの強いテイカカズラ。こちらはジャスミンを思わせる甘い香りです。
前に見かけた場所の花は終わっていましたが、上流に行くにつれて満開に!
後ろ姿も風情が・・・


この花付きと株の大きさに圧倒されます。
    

風車型の花が魅力的!


吊り橋近くにある公衆トイレの奥には、小さい滝があります。
その畔にこの時期一面に咲くのは、トキワツユクサ(ツユクサ科ムラサキツユクサ属)。
前に行ったときに沢山の葉は確認していましたが、それが一斉に咲き始めた姿は壮観!

いつからこんなに増えたのでしょうね~
ここまで増えると、他の植物が入り込む余地はなさそうです。


そうそう、あの刈られてしまったユキノシタ、その後どうなっているでしょうか?
ほとんど花は終わっていましたが、まだ一部は綺麗に咲いていました。
今回気づいたのですが、刈られた場所の下は石垣でした。
つまり、石垣一面にユキノシタが生えていたようなのです。
ということは、単に定期的な草刈り?


以上、昨日のホタルブクロも含め、宇治川沿いには沢山の白い花が咲いていました。
夏の白いお花は爽やかで気持ちがいいですね~

【撮影:2020/6/6 宇治川】

コメント (10)
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