なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

平安から桃山へ、洛水苑を満喫!

2020-06-29 05:30:44 | 植物

城南宮洛水苑には昨日ご紹介した夏草の小径などがある「春の山」のほか、時代毎の4つの庭があります。
(なぜ夏草なのに春の山というつっこみはさておき・・・)
最初は「平安の庭」。
ここにはワレモコウやキキョウ、オミナエシなど色々な花が咲くはずなのですが、今の時期は何もない・・・
コノテガシワの実を横目で見ながら進みます。


あれはオミナエシの蕾でしょうか・・・


うん、雰囲気はあるということで・・・
あ、たった一輪ですが、シュウカイドウが咲いていました!


池があるので風情は抜群です。


そしてこの池の畔に、この花が・・・


そう、ワスレグサこと、ヤブカンゾウです。地元にも蕾はあるのですが、花は初見。
     

少し気をよくして先へ。一面にスギゴケの広がるこの辺り、


中を流れる小川で曲水の宴が行われます。
曲水の宴は平安装束に身を包んだ7人の歌人が、目の前の小川にお神酒の入った盃が流れてくるまでに歌を詠み、
その盃を飲み干すという行事だそうです。
なんとも雅ですね~ 
この写真に写っている小川で例年4月29日に行われます(今年はコロナで中止)。
    

こんな看板が立っていました → 

お庭から生えていたネジバナ。別名モジズリ。


さて、ここから室町・桃山・離宮の庭に向かいます。
普段は茶店でお抹茶をいただくことができます(今は休止中)。


立派なクロマツ。


巨大な錦鯉が沢山泳ぐ池。なんとここでカワセミが飛んでいくのを見ました。
待ったけど、戻ってきませんでした・・・


緑が綺麗です。


アカマツ(右)とナツツバキ(中央)。
お庭を見る目がないので、中途半端な木の写真ばっかり(笑)


最後は離宮の庭。


マサキの花に見送られ、お庭を後にしました。


今の時期は花が少ないからか人もまばらで、本当にゆっくりできました。
また季節を変えて訪れたいと思います。
このあと、もう一度茅の輪をくぐって本殿に参拝し、帰路につきました。
もうこれで一年安泰です!
あとは、30日に水無月を食べるだけ(笑)

【撮影:2020/6/27  京都市伏見区城南宮】

コメント (10)
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