なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

茅の輪をくぐって、コロナ退散!

2020-06-28 06:00:14 | 植物

6月ももう終わりですね~
一年の半分が終わる6月30日には、全国の神社で夏越の祓が行われます。
特に今年はコロナ禍に翻弄された半年でしたので、そうだ、城南宮の茅の輪をくぐって厄除けしよう!
と朝のお散歩を急きょ参拝に変更しました。


先走りましたが、京都伏見の鳥羽にある城南宮は、厄除けで有名な神社です。
場所は名神高速京都南インターを降りてすぐのとても分かりやすい場所にあります。
白河天皇の鳥羽離宮跡地もすぐ近くにあり、なかなか歴史のあるところです。
時間が早かったので参道を行く人もポツポツ。
     

手水舎で手を清めてから朱塗りの鳥居をくぐり・・
     

トップの写真の茅の輪をくぐって本殿に参拝です。
     
この茅の輪、4年前にもくぐったことがありましたが、その時は、複雑なくぐり方の指示がありました。
今回は混雑をさけるためか、普通にくぐって参拝です。
ここをくぐると、「千歳の命伸ぶ」そうです。


参拝が終わったら、お楽しみのお庭の散策です。
ここには曲水の宴で有名な洛水苑という神苑があり、平安から桃山までのお庭を拝見することができます。
今の時期は入り口で白い人型をいただき、それで体を左、右と撫でた後、息を3回吹きかけて苑内の小川に流します。
もちろん、私も・・・
(小川に巫女さんがいらして、撮りにくかったので、証拠写真はナシです)
     

この人型の祓の場所までは無料で入ることができます。
(その先は有料です)
もちろん私はその先へ・・・お花は少なかったですが、人も少ないのでのんびりとお庭を楽しめました。
別名、源氏物語花の庭と呼ばれるだけあって、当時のゆかりの花を色々と見ることができます。
まずは作者の紫式部に敬意を表して、ムラサキシキブです。


一番咲いていたカワラナデシコ。


     

エビヅル(ブドウ科)


この辺りは夏草の小径なんだそうです。
     

ツユクサ・・・これは自分としては庶民的な感じが・・・
でもきちんと植えられていると綺麗ですね。


セリの花です。今頃に咲くのですね。


ホオズキの花と青い実。花は少し下向きに咲いています。
葉が虫食いだらけ・・・


     

竹林の間を行きます。


右手には綺麗な苔むす丘が広がっています。
下草のジャノヒゲ、どれも蕾が付いていました。
     

本殿の裏手を通るあたりに青い実のなる大きな木がありました。
カジノキ(クワ科コウゾ属)です。


しばらくすると、真っ赤に熟して下に落ちてきます。
では次のエリア、平安の庭に向かいます。

【撮影:2020/6/27 京都市伏見区城南宮】


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11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (attsu1)
2020-06-28 08:25:18
茅の輪、ご利益ありそう~
写真の中を通してもらいました(^^ゞ

エビヅルって見たことないかも、
鬼灯で、夏が近いのを感じます。

城南宮、散策が気持ちよさそうな場所ですね。
返信する
今日はのんびり (なつみかん)
2020-06-28 09:15:57
attsu1さん、おはようございます。
朝から雨ということもあって、のんびりしています。

茅の輪、関東の方でも一般的なのでしょうか?
少なくとも地元では、色々なところで茅の輪をくぐれますよ~
そしてういろうにアズキを載せた水無月を食べて厄払いのダメ押しをします^^v

城南宮のお庭はすごく綺麗に整備されており、いつ行ってもなにかしらお花が見られます。
入園料がちょっと高いのが玉にきず(笑)
返信する
茅の輪くぐり (fukurou)
2020-06-28 09:29:20
なつみかん様
おはようございます。
茅の輪くぐり何度かやったことがあります。
確か三度くぐるように書いてあったと思います。
左に回り、右に回り、そしてもう一度左に回って本殿にお参りしなさいと言うようなことが。
私はお辞儀をしてすーとくぐただけでした。
だからご利益がなかったのかな?!
返信する
なつみかんさん、おはようございます (さざんか)
2020-06-28 11:03:01
今書いて塔くボタンを押したら、表示できません、となってしまいました。(:_;)
書き直しです。

茅の輪くぐりというものがあることさえ知りませんでした。
最初のお写真の輪をくぐりたいです。
東京でも神田明神など2ヶ所でやっているみたいですね。

お庭には色んなに花がありましたね。
ツユクサ、綺麗に撮れていますね。
私は苦手で、上手く撮れたことがありません。
カジノキは見たことがありません。
さて、平安の庭には何があるでしょうか…。
返信する
茅の輪をくぐって厄除け (しいちゃん)
2020-06-28 15:05:37
なつみかんさん、こんにちは。

朝から降っていましたが今は止んだから、
ここ数日の日課の今日はもう2回目あるもの(?)を撮りに行ってきました。
出かけることはほとんどなくても、同じ場所へ何回も♪

なつみかんさんは、茅の輪をくぐって厄除してきてはるのに、まぁのんきなこと・・。

初めて見る知る輪です。
ここをくぐってまずは源氏物語のお庭。
丁度季節もムラサキシキブも咲いてお出迎え、
カワラナデシコのピンクはまた可愛いですね。
夏草の小道らしく夏のお花が。
この竹林の道も見てるだけで涼やかな風が吹き抜けていきそうですね。
本物の(笑)ほうずき・・・ほんまや!!
もう実にもなってましたか。
暑い日だったと思いますが、次は平安の庭・・
遠い時代に戻れるのかな?

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単純に・・・ (なつみかん)
2020-06-28 20:06:35
fukurouさん、こんばんは。
確かに前回2016年に茅の輪くぐりをしたときは、おっしゃるとおり、左に右に複雑な回り方をした覚えがあります。
一人当たりの時間がかかるので、列を作って並んでいたような・・・
今年はコロナの影響(?)で、普通にまっすぐくぐるだけになっていました。

多分くぐり方とご利益は関係ないと思いますよ~(笑)
それより、人型を流すときに、他の神社では名前と年齢を書くのに、ここは白いまま流したので、誰が流したのかわかるのかなって思ってしまいました。
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お疲れさまでした (なつみかん)
2020-06-28 20:14:43
さざんかさん、こんばんは。
いざコメントの投稿ボタンを押してエラーが出たらがっかりですよね。
2回もありがとうございました。

京都では昔から茅の輪くぐりがあったそうです。
私が子供の頃から行っていた神社でもあったようなのですが、むしろ白い人の形の紙の印象が強いです。
今回の城南宮では小川に流しますが、昔行った神社ではお焚きあげ(燃やす)していたようです。
いずれにしても、この行為でその人についたすべての厄を払ってくれるそうなので、ありがたいことです。

お庭も、他の季節だったらもっといろんな花があると思います。
前回同じ季節に行ったときより少ない感じでした。
でも人が少ないのでのんびりできましたよ~
明日はあまり期待しないでくださいね・・・
お庭の写真は苦手なので^^;
返信する
気になる! (なつみかん)
2020-06-28 20:19:00
しいちゃん、こんばんは。
同じ場所へ何度も???
気になります~

それにしても、今日は変な天気でした。
晴れたかと思ったら、雹のように大きい雨粒の雨がいきなり降ってきたり、一日翻弄されました。
まあ、特にお出かけはしていないのでいいのですが・・・

なんと、奈良には茅の輪くぐりがないのですか?
ひょっとして京都発祥で、今やっている他の地方の神社も、たんにそれを模したものなのでしょうか。
同じ近畿地方なのに不思議な感じですね。
水無月も食べないのでしょうか。
子供の時はあまり好きではなかったのですが、いまは大好きです!
明日はテレワークなので、忘れず夕方和菓子屋さんに買いに行こうと思います^^/
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再び~ (しいちゃん)
2020-06-28 22:02:07
奈良でも有るかもですが、私は甘え腕掛けないから知らないだけかもよ。
水無月のことは和菓子で習ったので、小豆の甘煮用意しています。
去年は飛ばしたけど今年はつくります。
あしたでいいの?6月の30日と思ってました。
流石食べることは直ぐ食いつく~(笑)

今日は3回通いました(^_-)-☆
返信する
甘え腕掛けない??? (しいちゃん)
2020-06-28 22:03:33
読み直さなかった(>_<)
あまり出かけないでした💦
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