夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

財務省って変な役所だなあと思う

2012年04月06日 | 政治問題
 東京電力に対する国の出資で、国は議決権を支配出来るような出資をすると言う。しかしその議決権の割合に関して、財務省は出来るだけ少なく抑えようとしていると言う。国の管理が強くなり過ぎるのを防ぐためらしい。
 なぜ国の管理が強くなってはいけないのか。民間企業のくせに、電気料金の値上げは企業の権利であり義務である、と寝言をほざいた企業をのさばらせて置いて良いとでも言うのか。自由主義経済であり、民間企業である、との思いから、東京電力の馬鹿げた発言が出ている。

 民間企業だからふざけた事を言うのだから、国営にするしか無いではないか。国営だからと言って、我々庶民の声をきちんと聞くとは言えない。けれども、一応は民意を問う、との姿勢は持っている。一切口を出すな、と言う民間企業とは天地雲泥の差があるはずだ。
 財務省その物が、本当は我々の民意を聞いて、我々のために働かなくてはならない省庁であるのに、何様だと思っているのだろう。長年の悪癖がすっかり染み付いてしまって、まるで水戸黄門のような気取りぶりである。ちゃんちゃらおかしい、と言いたいのだが、もちろん、聞く耳を持たないし、何しろ、天下の総理を左右するだけの力をお持ちのようだから、何を言っても無駄だろう。