夏木広介の日本語ワールド

駄目な日本語を斬る。いい加減な発言も斬る。文化、科学、芸能、政治、暮しと、目にした物は何でも。文句は過激なくらいがいい。

石原氏はさすがだ

2012年04月18日 | 外交問題
 尖閣諸島を東京都が買うとの発言が大きな話題となっている。当然である。石原氏でなくてはこの発言は出来ない。官房長官がのこのこと顔を出して、国が買う事も考えられるなどと言っているが、遅いのである。石原氏が言っている「外務省がびくびくしている」はまさにその通り。だから、海上保安庁だったか、日本の船に体当たりした中国漁船の船長を釈放してしまった。
 これで国が動き出さなかったら、本当に日本は「国」などと言う存在とは言えない。

 テレビでは秋葉原などで買い物をしている中国人の発言を流しているが、百害有って一利無し。大事な客を逃したくないとの思いが透けて見える。
 都民が負担するのはおかしい、などと言う人も居るらしいが、石原都政がそんな事を勝手にする訳が無い。これで国もやっと動き出すだろうと踏んでいるのは明らかだ。
 もしも栗原家が中国側に売り渡すような事をしたら、日本中の袋だたきに遭うだろう。それこそ文字通り「売国奴」になり下がる。

 私は東京新聞の夕刊を購読していないから分からないのだが、同紙の今朝のトップは「校庭線量 非公開で緩和」である。これは文科省のだらしなさの現れだと私は思うが、それが現在の「日本の国の姿」なのである。こうした事はもうすっかり慢性化してしまっていて、今更言うまでも無い、と私などは思ってしまう。それよりも、尖閣諸島を東京が買い上げる、とのニュースの方がよっぼど重要だと思う。