千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

2022年04月25日 | 日記


 病院や接骨医院に通うだけで、
杖をついて、庭に出たのは始めてだった。
 腰の痛みがあって、そろり、そろりとだ。
 朝の9時頃。

 燐家の駐車場に車が着いた。
 あら、kazuiさんだ。
「お久しぶりです」
「azumiさん?」
「お葬式の送りに出られなくてすみませんでした」
 お隣の奥さんが亡くなられて、日が浅い。
 送りの日は雨で、私は病院の日だった。
 Kazuiさんはお隣が実家。幼なじみである。
 私の友人だった人のお隣さんで、昔のことを思い出した。
「あれから30年だよ」kazuiさんが言った。
「30年経ったんだね。あっという間だね」
 私の友人は再婚した。
 そのことも報告し、杖をついている私の今を話した。
「帯状疱疹は大変だって聞いているよ。お大事にね」

 その後、2人の知人と会った。
 2人とも、しばらく私と会わなかったから、びっくりしていた。
 2人から、それぞれの家庭で、長く罹って大変だった帯状疱疹の話を聞くはめになった。
 人生、いろいろあるんだな。私も、痛みに負けないぞ、とも。



櫻の老木の下
枯れ草を押しのけて咲く春の花々
薄紫のカタクリ
赤いイカリソウ
幼子みたいなサクラソウ
紫色のムスカリ 好きな花
エチゴキジムシロの黄
可愛いミニチューリップ



 シャクナゲも一輪だけ咲いた。



 櫻の花が重たげだ。
 そろそろ役目を終えて花びらが舞い落ちそう。



 場所を変えて、移植したヒトリシズカたち。
 物静かな佇まいが、何とも麗しい。

     ここまでキー打ちしたところで、どっと腰の痛みがきた。
     今日はやめておこう。



 今朝、新聞受けから新聞を取り出すついでに庭の様子を撮る。
 櫻の花びらは、夫が掃いてくれたらしい。
 重たそうだった櫻は、葉桜に変わりつつある。

 知床半島沖の観光船事故。
 心配していた。

 そして、ウクライナ。
 悲惨なことはやめて下さい。

    平和な地球であってほしい。


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