机の引き出し。
小さな赤いノート。
ほとんど忘れかかっているのに・・・
八月の末・・・
シドの命日を忘れさせないために、記憶の扉を開かせてくれる。
シド、ありがとう。
母の眼に涙が滲む。
小さい、小さい子猫だった。
手のひらに乗って、甘えたように見上げたあなたたち・・・
家族となって、やんちゃな子猫からいつか成猫となったシド、そしてナンシー。
2002年10月24日 山田動物クリニック 腫瘍のため入院。
31日 退院。初雪とある。
2003年 4月24日 山田動物クリニック 腫瘍切除、入、退院。
2003年 5月 4日 上に同じ 尿胆石、膀胱炎。診察のみ。
2003年10月26日 上に同じ 腫瘍切除、入、退院。
2003年11月10日 上に同じ 尿結石。
2004年 1月17日 上に同じ 腫瘍拡大、顎切除、入、退院。
2004年 3月23日 上に同じ 膀胱炎、尿結石。
2004年 3月30日 上に同じ 腫瘍拡大、1ヶ月後に手術。
2004年 7月 6日 上に同じ 入院。
2004年 7月 9日 退院。
2004年 7月23日 上に同じ 抜糸。
2004年12月22日 上に同じ 腫瘍切除、入、退院。
山田クリニックの山田先生に、一方ならぬお世話になった。
6回目の腫瘍のとき、これが最後と言われた。
あちこちに出来た腫瘍を全て切除することが出来なかった。喉の奥に広がったら、食べることも、呼吸することもできなくなる。最後まで、食べたいものは何でも食べさせてあげて下さい、と言われた。
1~2月、
やせ細って、あわれに見えたシドが、少しずつ体重が増えてきた。
顎がないため、少量ずつだけど沢山食べるようになった。
すごい生命力である。
ガンバレ!シド!
でも以前のシドではない。
2月のなかば頃までは、
台所のストーブの前や夫のひざの上でリラックスしたのに、それ以降はしなくなった。
ただ、食べたい。
お母さ~ん、ご飯ちょうだい。
そう訴えているみたい。
あっち行こう。こっち行こう。
もうお終いだよ。もうネンネだよ。
そういった言葉はとっても理解できるシドなのに・・・
シドの命ある限り、守ってあげよう。
家族みんなで。 (赤いノートのメモより)
シドは、ナンシー、ラブとなかよく、恩師の寺の墓地で眠っている。
お家ご飯。
ゴーヤの酢の物。
ゴーヤー(半分)は縦半分に切り、わたを除去。薄切りにして塩をふり、5分
ほど置く。手でもんでからギュッと絞り、熱湯を回しかけ、水をかけて冷ます。 もう一度手で絞る。タコ(イカ、アマエビでもいい)とともにボールに入れて、砂糖大さじ2、酢大さじ2、醤油小さじ1、削り節を混ぜる。
レンジ焼きナス。
ナスは皮をむき、縦半分に切る。
水に漬け、ぬれたクッキングペーパーをかぶせてふたをし、10分おく。
耐熱皿に水気を切らずにナスをのせ、ふんわりラップをし、600wの電子レンジに4分(500wなら5分)かけて出来上がり。好みのドレッシングで。
ナスの煮物。
これも素朴で好きなナス料理。
ゴーヤチャンプルー。
この前、自己流で載せたが、レシピを見ながら作った。どこの家庭でも違っていいのでは。一番最初に食べたとき苦かったのが、美味しいと思うようになるのだから不思議ではある。
朝の校庭。
(創作 雲の合間はお休み)
明日から、家族が帰省。入盆のためブログは休みます。
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