千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

若葉の季節

2021年05月10日 | 日記


 若葉の季節になってきた。
 朝陽を浴びた木々の枝が、ゆっくりと葉を伸ばす。
 ちょっと前まで雪があったなんて嘘みたい。

 途中、知人に会って挨拶を交わした。マスク姿でもすぐ分かる。
 どこまで歩いてきたの?
 あっちの方、1時間近くかな。足がのろいから歩数は少ないの。
 凄いねえ、私なんか、15~20分だよ。無理できないんだ。
 分かる。分かる。
 無理は出来ないよね。私もやっとかな。
 朝の空気の中でしか歩けない。

 彼女も、足の痛みを抱えている人だ。入院したこともあるらしい。
 日曜日、常連のご夫婦も歩いてくる。気持ちよく「おはようございます」のご挨拶。



 雨の名残が残っているスギナ。朝露は画面に入らなかった。
 ミネラル豊富なスギナ茶になるそうだ。
 雨、風に打たれたような画像が面白い。
 厄介者のスギナだけれど。

庭の花々。















 (オーソニガム ヒメシャガ ホウチャクソウ オダマキ ガマズミ ボタン タイリントキソウ)

 
 タイリントキソウが、昨年、綺麗に咲いたか、どうか、定かではない。
 今年の花は、枯れずにずっと咲いている。雨の日も、風の日も。さすがに風が強い日は、家の中に入れた。

 「北の国から」の新聞広告を目にしたものだから、土日は、映画を観ることにした。
 北海道の大地、富良野の自然とテーマ曲が懐かしかった。出演者の顔ぶれと、冬の厳しさと、貧しくともたくましく生きる人々の暮らしと、コロナ禍にあって、生き抜く意味を投げかけてくれた。涙が溢れた。


 予想どおりの感染拡大となった。
 土曜日の新潟県の感染者は50人、
 南魚沼市も。

 このところ、大気が不安定。太陽が陰って、風が吹いて黄砂が飛んだり、雨が降ったりで、気温も変化する。

  絵画講座も開講する。

     5月。若葉の季節。