千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

ノウゼンカズラ

2016年07月20日 | 日記



 暑くなりました。
 オレンジ色の凌霄花が咲いています。
 枯れ木になった樅の木に吸着して付着根を出して這い回っています。その凄まじいほどの執着力に、ただ、ただ、眼を見張るばかりです。
 皮は剥げ落ち枯死同然の樅の木でした。昨年は伐採していただくはずでした。ですが、凌霄花の吸着力によって助けられています。呼吸も出来ないのではないか、と思ってもいますが、側を流れる川、あるいは地下水で根っこの方は生きているのかもしれません。

 凌霄花(ノウゼンカズラ)ノウゼンカズラ科

 花言葉 オレンジ色の花は、女性らしい華のある人生。

 七月二十日の誕生花でした。

 そして、七月二十日は満月の日です。

 昨日、とっても嬉しいことがありました。
 日本列島一周中、北海道から日本海沿いを南下中のご夫婦が我が家を訪れて下さいました。
 熊本のご夫婦です。
 地震発生から二ヶ月経って、かねてから計画なさっていたことを実行なさいました。
 北海道には熊牧場もあるそうですが、車で走行中に路上で熊に遭遇したそうです。営林署の車が前を走っていて事なきを得ましたが、ハイキングや山菜採りには呉々もご注意をと言われました。

 お会いしたのは初めてでしたが、奥さんとはお電話やネットを通して、六年のおつきあいになります。アクティブでチャーミングな女性、ご主人も写真で存じ上げていました。実際にお会いしてみると、写真だけでは本当に分かりませんでした。温厚な人柄が滲み出ています。やさしく、あったかなお人柄でした。三月で定年になられ、まだ六十二歳の若さです。
 職業をお聞きして、本当にびっくりポンでした。
 温厚なお人柄!凄いです。

 正に夢追う人でした。

 次の夢の行く先も決まっているようですよ。
 このご時勢です。お気をつけて、と言わずにはいられませんでした。すみません。
 あと一週間で熊本にご帰還です。四十日、それ以上だったかも・・・
 長旅の途中でお寄りいただいてありがとうございました。

凌霄花は熊本のご実家に咲いていたそうです。

 我が家の凌霄花は、この部屋の床の間から三階にかけて、見ることができる庭に咲いています。

 囲炉裏の自在鉤です。



 囲炉裏のある生活、憧れなんだそうです。
 お二人の写真も撮らせていただきましたが、写真の公表は避けました。



 お土産をいただきました。


 
 夜はジャスコの前で「六日町祭煙火大会」の花火見物でした。











 日本列島一周中は、ほとんど道の駅での車内泊。道の駅で温泉に入り、車内の簡易ベッドで横になる日々・・・
 友人宅に泊めていただいたり、昨夜は妙高のホテルに宿泊なさったようです。

 
 花火見物をしながら、素敵なご夫婦をずっと想っていました。

 またお会いできたらいいですね。

 楽しいひとときを、どうもありがとうございました。