はるけき想い出は
雲の彼方にあって
手を伸ばそうと背伸びしても
ぐんぐん遠のいていく
はるけき追憶
あんなことも
こんなことも
想い出の中で遠のいて
雲の彼方から
舞い戻ってきはしない
人生
口にするのはたやすいことだけど
遮るように降る
朝の雨はただ冷たい
(azumi)
熱中症になるような時間帯・・・
涼もうと、魚沼の里「八蔵資料館」へ行ってみたくなった。
重い扉を開けて、トントントンと階段をのぼれば、アメイジンググレイスの透き通るような歌声が聞こえてくるような気がして・・・
週末の土曜日、
駐車場は車でいっぱい。
諦めて、路肩駐車・・・
ドリンク片手に歩道を一週した。
木陰のベンチに腰掛けていると、風が戦いで心地よい。
空は青く、雲も頭上をゆるやかに流れている。
ベンチの向こうの休憩所は暑そうだ。
男の子たちが4人、駆けっこを始めた。
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
「こんにちは」
挨拶運動を実行している地元の子供たちだろう。
「こんにちは」を返礼する私も、子供たちに笑みを投げずにはいられない。
いいな。子供たちって・・・
清々しい思いがした。
春の菜の花は刈り取られ、蕎麦の種を蒔いたのだろう。
白い小さな花もなく、クローバだけになっていた。
八海山「雪室」の裏手。この暑さの中で静まり返っているようだが、実はそうではない。駐車場の車の数からすると、大勢の人々が涼んでいるのだ。
こんな猛暑の中、咲いている花も少ない。
ぐるりと歩いて、早々と退散した。
月曜日、用があって朝の時間帯に五十沢へ・・・
空気がさわやかで、車の窓を開けて走れば、冷房は要らなかった。
萌気苑さくり温泉健康館の近くまで。
地域医療に貢献して来られた黒岩卓夫先生の健康館だ。
緑が濃く、田も青々として、うっかり通りすぎるところだった。
夫が初めて試作した「八色西瓜」だ。
近所の人から苗を分けてもらった。分けてくれた方もだが、作り方も分からず試行錯誤を繰り返した。茅を刈り取って、西瓜が直接土に触れないように、雨の日々は大変だった。春から、ボランティアのような仕事に就いているので、日々があっという間に過ぎて行く。もう、お盆近しだ。
茨城に送った・・・
9キロの西瓜・・・
半分に割った画像をEメールで送ってほしい、との注文付きだった。
中がひび割れている。
子供たちが食べている様子。美味しかったかな?
西瓜は難しそうだ。
やっぱり収穫はお盆頃かな~
夫のつぶやきだ。
昨日までの猛暑は去ったのか、早朝から涼しい雨が降ってきた。
やや、風邪っぽいので診療所に行った。
窓口に、リハビリ以来のNさんがいた。
にこやかな女性だ。
「よしだっち先生、元気でやっているかしらね」
「フジロックで盛り上がって、張り切っているんじゃないでしょうか」
フジロック・・・元気いっぱいのよしだっち先生が瞼に浮かんだ。
夏本番!!
蝉の声が賑やかになってきた。