千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

六月の夕景

2012年06月21日 | 日記


 
東の空
山の上を雲が動いている
乳色の雲が走っている
次から次へと絶え間なく
北に向かって走る

走れ 走れ
西の空まで走れ

西の空は 陽が落ちる前
ねずみ色の重い雲の向こう
青空のはるか手前
バラ色のシャーベット雲が広がっている

走れ 走れ

走って バラ色に染まるのだ

 ( azumi)


 こんな情景に出会うことがある。
 梅雨の合間の夕景。
 家にいて、乾きの悪い洗濯物を取り入れるとき。
 あちこちの開いた窓を閉めるとき。
 階段を昇るとき。
 階段を降りるとき。
 バラ色の夕陽が反射して、眼に飛び込んでくる。
 私は家の中。

 急げ、急げ。
 走れ、走れと、駆け足の雲たちに呼びかける。

 今日も、うすぼんやりとした梅雨空のまま暮れていきそうだ。


 朝の花。

 ウツギの一種らしい。
 挿し木にしたら根がついたという。
 野山のウツギと少し違う。土を這うように咲いていた。



 畦道のハルジョオン「別名ハルジオン」(キク科)



 ヒメジョオンだったかハルジオン。
 遠い日を思い出す。
 母親の誕生日に、抱えきれないほどの花を摘んだ女の子。
 貧しかった部屋にヒメジョオンの花が飾られていた。
 どんな花よりも美しいと、涙したことを思い出す。

 お家ご飯。

キュウリの塩麹漬け。



 初もぎピーマンをのせたサラダ。



 同じくサラダ。





 玉子の殻が簡単に剥ける方法を聞いた。
 鍋底から一センチの水を入れる。玉子(何個でも同じ)を鍋に入れ、沸騰したら蓋をして五分。蓋はそのまま、火を止めて、蒸らす。三分たったら蓋をとり、玉子は冷水に。綺麗に殻が剥ける。
 サラダ、サンドイッチなど、玉子の硬さも好みの調整ができる。



 木の芽(アケビの芽)のお浸し。

 またいただいた木の芽。北魚沼で採取。



 サバの煮付け。 
 料理酒。味醂。醤油。水。生姜。落とし蓋。弱火。



 初もぎ獅子唐のバター炒め。粒胡椒。



 カリカリベーコン&トウモロコシ&ホーレンソウの和えもの。

 トウモロコシは家庭菜園、昨年の冷凍もの。ホーレンソウ、ルッコラは買ったもの。バジルは畑で。
 油なしのフライパンでベーコンをカリカリに焼く。ホーレンソウは湯がく程度で、水気をしぼって小口切り。解凍済みのトウモロコシ、ブラックペッパーを振りかけて和える。
 これにワサビドレッシングをかけてみた。勿論、塩分控えめで。
 残り物を使った一品だったが、なかなか美味しい。